一人暮らし社会人の食費、月3.8万円が平均らしい。正直、思ってたより高いか低いかで、反応がくっきり分かれると思う。

自炊してる人は「そんなにかかる?」と思うかもしれない。外食多めの人は「え、俺もっとかかってるんだけど」と焦るかもしれない。数字で見ると、もう少しだけ解像度が上がる。


一人暮らし社会人の食費はいくら?

総務省の家計調査(2023年)によると、単身勤労世帯の食費は月平均38,000円前後。ただ、これは外食・自炊どちらも含んだ数字だ。

内訳を見ると実態がもう少し複雑になる。

食費の内訳月平均
食料(自炊・買い物)約24,000円
外食約14,000円
合計約38,000円

外食が約37%を占めてるのが面白い。「自炊してるから食費安い」と思ってる人でも、ランチや飲み会を足すとこのくらいになる、というのが実態だったりする。

分布で見ると、こんな感じになる。

月の食費割合(目安)
2万円未満約10%
2〜3万円約20%
3〜4万円約30%
4〜5万円約25%
5万円以上約15%

3〜4万円帯に一番人が集まってるけど、5万円以上の層も15%いる。外食習慣がある都市部の社会人なら、全然おかしくない数字だと思う。


なぜ一人暮らしは食費が高くなるのか

食費って、一人だと割高になる構造がある。まとめ買いできない、食材が余って捨てる、疲れてコンビニに走る、この3つのループで月5万円くらいになる人はけっこういる。

特に社会人1〜3年目あたりは残業が多くて自炊する体力がない、という状況になりやすい。結果として外食・コンビニ依存が定着して、食費が固定費化する。「今月は節約しよう」と思っても、帰宅が22時だと手の出しようがなかったりする。

あ、話がずれたけど、そういう生活スタイルの差が3.8万円という平均に全部まとめられてる、ということが言いたかった。


自分の食費、どのランクか

診断では10段階に分けてるんだけど、Rランクに入れるのは上位30%くらい。「わりと食費おさえてるな」と思ってた人が実はNやCだった、というパターンが多い。外食の合計を足してみると、意外と数字が膨らんでることがある。

実際に入力してみると、思ってた自分の位置がけっこう変わる。

🎯 一人暮らし社会人の食費ランク診断

食費を入力してください

円/月

このランク名、なんか人に言いたくなるやつじゃないかと思う。


診断後の次の一手

Dランクだったとして、それは「食費が多い」という事実があるだけで、どうするかはまた別の話だ。

まず記録からやってみるといい。食費の把握ができていない人は、家計管理アプリで1ヶ月だけ全部入力してみると、コンビニや外食の積み重ねが可視化されて「あ、ここが無駄だったか」と気づくことがある。感覚と実態がズレてる人が多い。

自炊を増やすのが解決策、とよく言われるけど、実際には「自炊のハードルを下げる仕組み」がないと続かない。週に1〜2回、まとめて作り置きするだけでも外食頻度が変わる、という人はけっこういる。食材の使い切りを意識するだけで月5,000円くらい変わることもある。


よくある質問

Q. 食費の平均と中央値はどう違う?

平均は高い人に引っ張られやすい数字だ。月10万円以上かける人がいると、平均は上振れする。中央値は「真ん中の人の数字」なので、より多くの人の実態に近い。一人暮らし社会人の食費中央値は、おそらく平均より少し低い3.4〜3.6万円あたりだと思う。「自分は普通?」を知りたいなら中央値の方が参考になる。

Q. 自炊と外食、どっちを減らすのが効果的?

金額だけ見ると外食の方が単価が高いので、外食の回数を減らす方が効果は出やすい。ただ、外食には「時間を買う」という機能があるので、残業が多い時期に無理に自炊に切り替えても続かないことが多い。外食を「週◯回まで」と決めて、それ以外はコンビニより自炊に近づける、という段階的な調整が現実的だと思う。

Q. 食費がDランクだった場合、まず何から変えればいい?

最初の1週間は「記録だけ」でいい。何に使ってるかわからないまま節約しようとしても、どこを削ればいいか判断できない。家計管理アプリでレシートを撮るだけでも、1ヶ月後には「コンビニのドリンク代が意外と多い」とか「週2の外食が全体の40%占めてる」とか具体的な数字が出てくる。そこから削るポイントを決める方が、感覚で節約するより続く。