一人暮らし社会人の食費、月3万円台だと思ってた。実際に総務省の調査を見たら38,000円という数字が出てきて、ちょっと待ってとなった。

「節約してるほうだから低いはず」って感覚、意外と裏切られる。

統計を見ると、そのあたりの実態がもう少しリアルになる。

## 一人暮らし社会人の食費、実際どのくらい?

総務省の家計調査(2023年)によると、単身世帯の食費平均は月38,000円前後。これは外食費も含んだ数字で、内訳を見ると外食が約10,000〜12,000円、食料品(自炊費)が25,000〜28,000円といった分布になっていることが多い。

| 食費レンジ(月額) | 割合の目安 | 状況感 |
|---|---|---|
| 〜20,000円 | 約10% | 徹底自炊・節約中 |
| 20,001〜30,000円 | 約20% | 自炊メイン |
| 30,001〜40,000円 | 約30% | 平均前後 |
| 40,001〜55,000円 | 約25% | 外食やや多め |
| 55,001円〜 | 約15% | 外食多・食にこだわり |

※総務省 家計調査 2023年データをもとに目安として作成

このデータは2023年調査に基づいている。注意したいのは、「食費」の定義がけっこうあいまいだということ。職場のランチ代、コンビニのコーヒー、友人との飲み代。どこまでカウントしているかで数字がけっこう変わる。38,000円という平均、実態よりも低めに出ている可能性はある。

### この数字が示す現実

38,000円というのは、外食ゼロで計算すれば1日800〜900円の食材費になる。これを実際の買い物で再現しようとすると、わりとギリギリのライン。2023年以降の物価上昇を加味すると、今の体感ではもう2,000〜3,000円は上振れしている気がする。「平均以下で抑えられてる」と思ってる人でも、細かく集計してみると意外と超えていることが多い。

## 食費の差はどこで生まれるか

一人暮らし社会人の食費格差、主な要因は3つだったりする。

**職場環境と勤務時間**が一番大きい。残業が多い人は自炊する時間と気力がなくて外食に流れる。これは意志の問題というよりも構造の問題で、仕事の負荷が食費に直結する。

**住んでいる地域**も効いてくる。東京・大阪のような都市圏は外食の選択肢が多く、かつ食材費も高め。地方都市だとスーパーの物価が安いぶん自炊コストが下がる。同じ「自炊メイン」でも月に5,000〜8,000円くらいの差が出ることがある。

あ、話がずれたけど、もうひとつは**食に対する関心の高さ**。オーガニック食材を選ぶ、プロテイン代が月に数千円かかる、週末に少しいい飲食店に行く、こういう積み重ねが気づかないうちに食費を押し上げている。「節約してるつもりなのに高い」という人の多くはここに原因がある。

## 自分の食費、正直どのランクにいる?

診断では10段階に分けているんだけど、「コスパ飯の達人(SSR)」以上に入れるのは上位20%くらいだったりする。一方で「リアル社会人の等身大飯(N)」に分類される人が思ったより多い。意外なのは、「自分はかなり節約してる」と感じている人が診断するとCやDに出るケースが少なくないこと。外食費を無意識で計算から外している人が多いのが原因だと思う。

自分がどこに位置するか、月の食費の数字を入れると一瞬でわかる。



🎯 一人暮らし社会人の食費ランク診断

食費を入力してください

円/月
このランク名、なんか人に言いたくなるやつじゃないかと思う。 ## 診断後の次の一手 Dランク以下だったとして、それは「食費が高い自分がダメ」という話では全然なくて、生活の構造の問題だったりする。残業多め・自炊する余力がない・近くに安いスーパーがない、そういう状況の積み重ねが数字に出ているだけ。 とはいえ、食費を月5,000〜10,000円下げたいなら、最初の一手は「記録すること」だと思う。レシートを撮るだけでいい。何にいくら使っているかを可視化すると、「コンビニのついで買い」が積み重なって月に8,000円超えていたりする。体感として、これだけで翌月の行動がけっこう変わる。 家計管理アプリで食費だけ分けて見るようにすると、どこを削れるか判断しやすくなる。マネーフォワードMEとかZaimあたりは無料で使えて、クレカと連携すれば自動でカテゴリ分けしてくれる。登録だけなら5分もかからない。 --- ## よくある質問 ### Q. 一人暮らし社会人の食費、平均と中央値ってどっちが実態に近い? 統計的には中央値のほうが実態に近いことが多い。食費は一部の「食にかなり使う層」が平均を引き上げる傾向があって、中央値は平均よりも少し低めに出る。総務省の2023年家計調査でも単身世帯の食費中央値は平均より2,000〜4,000円低い水準だったりする。「自分は平均より低いはず」と感じている人が多いのは、実際に中央値近辺にいる人が多いからだと思う。 ### Q. 食費を削るなら外食と食材費、どっちから手をつければいい? 外食費から削るほうが効果が出やすい、というのが体感的な実態だと思う。食材費は1回の買い物で500円削るのが限界だけど、外食1回を自炊に置き換えるだけで1,000〜2,000円が変わる。ただし「外食ゼロにする」は続かない。週に何回外食するかのルールを決めるほうが、食材を全部安いものに変えるより効果が出やすかったりする。 ### Q. Dランクの食費から改善するには何から始めればいい? まず1ヶ月、全部記録するだけでいい。買ったものを全部メモするか、アプリで管理するかのどちらかで、月末に食費の合計と内訳が見える状態にする。それをやるだけで「削れる支出」の場所がはっきりする。マネーフォワードMEのような家計管理アプリはクレカ連携で自動記録できて、食費だけを切り出して確認できる。まず可視化して、削るかどうかはその後で決めるのが現実的だと思う。