有給を「ちゃんと取れてる人」と「なんとなく取れてない人」、どっちに近いか、すぐ答えられる? 自分では普通に取ってるつもりでも、日数を数えたら意外と少なかった、という話はわりとある。数字で確認すると、思ってた自分の立ち位置とけっこうズレてたりする。

実際のデータを見ると、もうちょっと細かく実態がわかる。

## 日本人の有給取得日数、平均は年10.9日

厚生労働省の就労条件総合調査(2023年)によると、労働者一人あたりの年間有給取得日数の平均は**10.9日**。付与日数の平均が17.6日なので、消化率にすると約62%という計算になる。

| 取得日数 | 分布の目安 | 感覚値 |
|---|---|---|
| 20日以上 | 上位5%前後 | 使い切り勢 |
| 15〜19日 | 上位15%前後 | 積極消化 |
| 10〜14日 | 約30% | 平均帯 |
| 5〜9日 | 約30% | やや少なめ |
| 4日以下 | 下位20%前後 | ほぼ取れてない |

このデータ、正直けっこう重い数字だと思う。17日あるのに11日しか使えてないって、6日分が「申し訳ない」「忙しい」「誰も取ってない」という空気で消えてるってことだから。制度はあるけど使えない、という状況が今も普通にある。

あ、話がちょっとズレるけど、2019年に年5日取得が義務化されてから消化率は上がってはいる。ただ義務の5日をギリギリ守るだけの職場と、20日使い切る職場の差が広がってるのが2023年の実態で、平均値が示す以上に二極化してる感じがある。平均の上と下で、職場の文化がまるで別物みたいになってる。

## 「平均10.9日」が意味する現実

手取り計算と同じで、日数の話も「付与されてるから使える」とはならない。業種や職場規模で取得日数はかなり変わる。厚労省のデータを見ると、規模が大きい企業ほど消化率が高い傾向があって、従業員30人未満の職場では取得日数が平均を3〜4日下回るケースもある。

同じ10日でも、「余裕を持って取った10日」と「申し訳なさで削って削って残った10日」では全然意味が違う。数字は同じでも、その裏の文脈が違いすぎる。

## 診断では、自分がどっち側か10段階でわかる

診断では10段階に分けてるんだけど、r以上に入れるのは上位40%くらいだったりする。意外なのは、「自分は普通に取れてる」と思っていた層がcやdに落ちるパターンが多いこと。「10日前後取ってればまあ普通でしょ」という感覚で来ると、意外と下に出ることがある。

実際に数字を入れてみると、思ってた自分の位置がけっこう変わる。



🎯 日本の労働者の有給取得日数ランク診断

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日/年
このランク名、なんか人に言いたくなるやつじゃないかと思う。 ## 診断したあとの話 **Fランク・Eランクだった人へ** 「消化率という概念が存在しない」レベルだったとして、それは今の職場の話でしかない。有給を普通に取れる環境があるのかどうか、外に目を向けてみると選択肢の見え方がけっこう変わる。まず転職サイトに登録するだけで、職場環境の口コミや有給消化率の実績が見える会社と比較できるようになる。知るだけで選択肢が変わる。 **CランクDランクだった人へ** 「申し訳なさで日数が減っていく」状態が続いているなら、それは個人の問題じゃなくて職場文化の問題だったりする。転職先の有給消化率を求人票で確認する習慣を持つだけで、次の選択がだいぶ変わる。あと1〜2ランク上は、職場を変えるだけで届く可能性がある。 **NランクRランクだった人へ** 平均は超えてるけど、使い切れてるかどうかは別の話。今の職場で上限まで取れるか、一度確認してみるといい。消化率を上げる余地があるなら、まずそこから手をつけるのが現実的だと思う。 **SR以上だった人へ** 有給を普通に取れてる職場にいるなら、それは地味にかなりいい環境だったりする。転職を考えるなら「今の有給消化率を下げない」を条件に入れておくと、選択肢の質が変わる。 --- ## よくある質問 ### Q. 有給取得日数の平均と中央値、どちらを参考にすればいい? 厚生労働省の2023年調査では平均が10.9日。中央値は公式には明示されていないけど、分布的には9〜10日前後と推定されることが多い。有給の場合、ほとんど取れない層が平均を引き下げる構造があるので、中央値の方が「実態の普通」に近い気がする。「自分は取れてる方か取れてない方か」を知りたいなら中央値を基準にする方が現実的だったりする。 ### Q. 有給取得日数と消化率、どちらを気にすればいい? 実態としては日数の方がわかりやすい。消化率は付与日数が人によって違うので、「消化率70%の人」と「消化率50%の人」を単純比較してもあまり意味がない。日数で見た方が職場環境のリアルを測りやすい。ただ、転職先を比較するときは消化率の方が会社の文化を判断しやすいので、場面によって使い分けるといい。 ### Q. 有給取得日数を増やすには何から始めればいい? 個人の努力でどうにかなる部分と、職場文化の問題に分けて考えた方がいい。前者なら「計画的に先に申請してしまう」「理由を言わずに日付だけ出す」あたりが現実的な一手。ただ、取りにくい空気が職場全体にある場合は、個人の努力で変えられる限界がけっこう早く来る。転職サービスで求人票の有給消化率を確認してみると、「こんな職場あるのか」という気づきが得られることがある。有給を普通に取れる環境かどうか、外の水準を知ることが次の一歩になる。