仕事に満足してる人と、満足してない人で、残業時間がここまで違うとは思ってなかった。
リクルートワークス研究所の調査を見ると、仕事満足度が高い層の月間残業時間は平均10時間台、満足度が低い層は30時間以上になるケースがけっこうある。同じ「フルタイム正社員」でも、そこまで差が開いてるってことになる。
国の統計を引くと、この数字はもう少し複雑な顔をしている。
仕事満足度別の残業時間、実際どうなってるか
厚生労働省の毎月勤労統計調査(2024年)では、一般労働者の月間平均残業時間は約20時間。ただしこれ、全体の平均だから「満足してる人も不満な人も混ぜた数字」だったりする。
| 仕事満足度 | 月間残業時間(目安) | 割合 |
|---|---|---|
| 高い(満足・やや満足) | 〜15時間未満 | 約35% |
| 普通(どちらでもない) | 15〜25時間 | 約30% |
| 低い(不満・やや不満) | 25時間以上 | 約35% |
リクルートワークス研究所の調査では、満足度と残業時間の相関がより明確に出ていて、「残業が多い=不満足」というより「裁量がない残業が不満につながる」という構造が見えてくる。つまり、同じ30時間の残業でも、自分で選んでやってる30時間と、やらされてる30時間とでは、満足度に全然違う影響が出るってことになる。
グラフで見ると、月30時間を超えたあたりから満足度が急勾配で下がる形になっている。30時間の壁、けっこう現実の話だったりする。
「20時間」という数字が示す現実
月20時間の残業を日数で割ると、1日1時間弱の計算になる。感覚的には「ちょっと遅くなる程度」と思うかもしれない。
でも年間で考えると240時間。これ、ほぼ10日分の丸一日に相当する。そう考えると、「まあ普通の残業量」と思ってた人がちょっと見方を変えるかもしれない。
それに、20時間という数字は「満足してる人の平均」じゃなくて全体の平均だから、満足度の高い人だけで見ると実態はもっと低い。今の残業時間が満足のいく働き方と連動してるかどうか、一度確認してみる価値はある。
あ、話がずれたけど、結局この記事で言いたいのは「残業時間は多い少ないより、納得感があるかどうか」ってことだったりする。
自分の残業時間、10段階で見ると?
診断では10段階に分けてるんだけど、SR以上に入れるのは月15時間未満で働けてる上位2割くらいの話になる。意外なのは、「自分は平均くらい」と思ってた層が、実際に計算するとNかCに落ちるパターンが多いこと。感覚と数字のズレがけっこうある。
自分の残業時間を入れてみると、思ってた位置がわりと変わる。
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月間残業時間を入力してください
このランク名、「俺、〇〇だった」ってXに貼るだけで共感が集まるやつだと思う。
ランクを確認したら、次をどうするか
Dランク以下だったとして、それは「今の職場での残業量」の話でしかない。残業が多くて満足度も低いなら、その2つは切り離せないセットだったりする。
転職市場に出ると、残業時間が求人票に明記されてるケースが増えてきた。dodaの求人には「月平均残業時間」を掲載してるものも多く、登録するだけで比較対象の数字が見えてくる。今すぐ動くつもりがなくても、外の相場を知るだけで「これ、普通じゃないかもしれない」という判断ができるようになる。
Nランクあたりで「まあいいか」と思ってる人は、裁量があるかどうかをもう一度確認してみるといい。同じ20時間でも、自分でコントロールできる残業かどうかで、来年の満足度がけっこう変わる。
SRまで来てる人は、今の環境を次の交渉材料にする段階だったりする。残業の少なさはそれ自体が市場価値になる。働き方を維持したまま年収を上げる選択肢があるか、一度外の市場を確認してみるといい。
よくある質問
Q. 月20時間の残業って多い?少ない?
厚生労働省の毎月勤労統計調査(2024年)による一般労働者の平均が月約20時間なので、「ちょうど平均」という位置づけになる。ただしこれは全体の平均で、満足度が高い層だけで見るとおそらく15時間を下回るはず。体感的には「20時間は普通」と感じてる人が多いけど、満足してる人の基準で見ると上限ギリギリだったりする。
Q. 残業時間を減らすと仕事満足度は上がる?
一概には言えない、というのが実態だったりする。リクルートワークス研究所の調査では、残業時間よりも「裁量があるかどうか」のほうが満足度への影響が大きいという結果が出ている。自分で選んだ残業と、強いられた残業は別物として捉えたほうがいい。残業ゼロでも裁量がなければ不満は残るし、多少残業があっても自分でコントロールできてれば満足度は高かったりする。
Q. Dランクの残業時間を減らすには何から手をつければいい?
まず「何にどれだけ時間がかかってるか」を1週間記録することから始めると、無駄な残業と必要な残業が見分けられるようになる。それでも削れないなら、職場の構造的な問題だったりする。転職先の残業時間を比較するだけでも「自分の環境が普通じゃない」と気づくきっかけになることが多い。dodaなどの求人サービスで残業時間を絞り込んで検索してみると、選択肢の幅が見えてくる。
