毎月の交通費、Suicaの残高を見てなんとなく「使いすぎかな」と思うこと、けっこうある。でも実際に日本人の平均と比べたことって、あんまりないんじゃないかと思う。自分は節約できてるタイプ?それとも移動に使いすぎてるタイプ?

総務省の家計調査のデータを見ると、この数字がちょっと意外な顔をしている。

日本人の月間交通費、実際いくら?

総務省の家計調査(2023年)によると、二人以上世帯の月間交通費の平均はおおよそ1万5千円前後。ただしこれ、世帯ベースの数字だから一人あたりに直すとだいぶ変わる。単身世帯だと月1万円を切るケースも多い。

正直、「意外と低くない?」と思った。東京で毎日通勤してる人の感覚だともっと高い気がするんだけど、在宅勤務が増えた影響と、地方の車通勤(ガソリン代は別計上)の人が引き下げてる部分がある。これが「平均」のトリック。

月間交通費の目安世帯の割合(概算)
5,000円未満約20%
5,000〜10,000円約22%
10,000〜20,000円約28%
20,000〜30,000円約18%
30,000円以上約12%

出典:総務省 家計調査 2023年(交通費項目、筆者による概算分布)

グラフで分布を見ると、1万〜2万円のゾーンにかなり人が集まってて、そこから3万円以上になると一気に少なくなる。上位10%の壁が、思ってたより急な斜面だったりする。

なぜこんなにバラつくのか

一番大きいのは居住地と勤務形態の組み合わせ。東京近郊で電車通勤してる人は定期代だけで月2〜3万円になることもある。一方で地方に住んでて在宅メインの人は、月に数百円しか使わないこともある。同じ「日本人の平均1.5万円」の中に、この両極端が混在してるのが実態だったりする。

あ、話が少しずれたけど、もう一つ見落とされがちなのが年齢と出勤頻度の変化。コロナ以降、週3出勤になった人が増えて、定期券を買わず都度払いに切り替えた人が多い。交通費の実態が「定期代」から「ICカード残高の減り」に変わってきてる。

自分の交通費、どのランク?

診断では10段階に分けてるんだけど、SR以上に入れるのは上位15%くらいの話になる。意外なのは、「毎日電車通勤してるから絶対平均以上」と思ってた人がNやCに落ちるパターンがけっこうあること。在宅が混じるだけで月の実額は思ってるより低く出る。

自分がどのランクに出るか、数字を入れると一瞬でわかる。

🎯 日本人全体の月間交通費ランク診断

月間交通費を入力してください

円/月

このランク名、「乗り放題パスの申し子」とか「チャリと徒歩で生きてる」とか、なんか人に見せたくなるやつじゃないかと思う。

診断後の次の一手

Dランク以下だったとして、それは「交通費が少ない=偉い」でも「多い=無駄遣い」でもない。問題はその交通費がちゃんとポイントや還元に変わってるかどうかだったりする。

Suicaのオートチャージをクレジットカード経由にしてるかどうかで、年間の還元額がけっこう変わる。月1.5万円の交通費を年間にすると18万円。1%還元でも1800円。2%なら3600円。これを「まあいいか」で流してる人が、Nランク〜Cランクには多い。

楽天カードはSuicaへのチャージでポイントが貯まる設定ができるし、登録・年会費無料なので試す価値はある。交通費を「ただの出費」から「ポイントを生む支出」に変えるだけで、来年の実質交通費はちょっと変わる。


よくある質問

Q. 月間交通費の平均と中央値、どちらを参考にすればいい?

平均は高額ユーザーに引っ張られやすいので、自分の位置感覚を掴むには中央値の方が参考になる。家計調査ベースだと中央値は平均より若干低く、1万〜1万2千円程度と推計される。実態として「毎月1万円前後の人が一番多い」というのが正直なところで、2万円を超えると「わりと多め」の部類に入ってくる。

Q. 在宅勤務が増えた今、交通費の管理って定期券より都度払いの方がいい?

週3以上出勤するなら定期券の方が安くなるケースが多い。週2以下なら都度払いの方が実額は低くなることがある。計算してみると「なんとなく定期を買い続けてた」だけで損してたパターンはけっこうある。通勤頻度が変わったタイミングで一度計算し直してみるといい。

Q. NランクからRランクに交通費を「うまく使う」に改善するには何から始めればいい?

交通費そのものを減らすより、使った交通費から還元を取る発想の方が現実的だったりする。まずSuicaやPASMOのチャージをポイント還元率の高いクレカ経由に変えるだけで、実質コストが下がる。楽天カードや三井住友カードなど、交通系ICとの相性をチェックするだけで来月から変わる。登録無料で確認だけしてみるのが最初の一手だと思う。