ゴルフをやってる人の月の出費、自分では把握できてるつもりでいても、意外と「え、俺ってAタイプ?Bタイプ?」ってなる瞬間がある。ガチ勢なのか、打ちっぱなし民なのか、接待ゴルファーなのか。どこに属してるかで、同じ「ゴルフやってます」でも月の費用がまったく別の話になってくる。
実際のデータを見ると、この分布のかたちがちょっと意外だったりする。
日本人ゴルファーの月間費用、実態はどうか
日本生産性本部のレジャー白書2023年版によると、ゴルフ参加者の年間消費額の平均は約18万円前後とされている。月換算で1万5000円くらいの計算になる。
ただ、これが「平均」のトリックで、実態の分布はかなり歪んでいる。
| 月間費用の目安 | プレーヤーの割合 |
|---|---|
| 5,000円未満 | 約25% |
| 5,000〜20,000円 | 約40% |
| 20,000〜50,000円 | 約25% |
| 50,000円以上 | 約10% |
上位10%のガチ勢が平均を引き上げてるせいで、「平均1万5000円」という数字はかなり上ブレして見える。実際には月5000〜2万円の層がいちばん多くて、ここがリアルな多数派だったりする。
月5000円未満のゾーンには、年1〜2回の接待ゴルファーや、クラブは持ってるけど最近行けてない層が含まれる。逆に5万円超えてくる層は、週イチ以上のラウンド+練習場+道具代の三重構造で消費してる、いわゆる「ゴルフが趣味というより習慣」な人たちだ。
グラフで見ると、上位10%への壁がびっくりするくらい急勾配で、月5万円を超えるあたりから一気に人数が減る。「ゴルフは金がかかる趣味」という印象があるわりに、多数派は意外と月1〜2万円の範囲に収まっているというのが正直な感想だったりする。
あ、話がずれたけど、要するに「平均」で自分の位置を測ろうとするとだいぶズレる、ということだ。
費用の内訳と、どこに差が出るか
月間ゴルフ費用は大きく3つの要素で決まる。ラウンド代・練習場代・道具代、この三本柱のバランスがプレーヤーのタイプを分ける。
- ラウンド代:平日なら5,000〜15,000円、週末は10,000〜25,000円以上。月1回か月4回かで4倍近い差が出る。
- 練習場代:週1回の打ちっぱなしで月3,000〜5,000円。「練習してからコース」のサイクルがあるかどうかで差がつく。
- 道具代:買い換えサイクルが不定期なので月割りが難しいが、年1〜2本クラブを変えると月換算で5,000〜10,000円程度の負担になることも。
ここで面白いのが、「コースに行く頻度」と「費用への満足度」が必ずしも連動しないこと。月5万円使ってるガチ勢でも「もっとうまくなりたいのにスコアが伸びない」という不満があったり、月5000円の打ちっぱなし民が「これくらいでちょうどいい」と満足してたりする。費用の多い少ないより、自分の目的とのズレがあるかどうか、の方が問題だったりする。
自分の費用、上位何%?
診断では10段階に分けてるんだけど、SR以上に入れるのは月2万円以上の出費がある上位15%くらいの話だったりする。LEGENDはもうほぼ「ゴルフが仕事のうち」みたいな人の領域だ。
意外なのは、「自分はそこそこ使ってる方だと思ってた」層が、実際に数字を入れるとNかCに出るパターンが多いこと。打ちっぱなし月2回くらいだと思ってたら、道具の減価償却を加算するとそこそこの額になってたりする。
自分がどのランクに出るか、数字を入れてみるといい。
🎯 日本人ゴルファーの月間ゴルフ費用ランク診断
月間ゴルフ費用を入力してください
このランク名、「俺○○だった笑」ってXに貼ると反応くるやつだと思う。
診断後の「次の一手」
Dランク以下だったとして、それは「ゴルフにお金をかけていない」という事実でしかない。問題はそれが「意図的にそうしてる」のか「なんとなくそうなってる」のかだ。
接待やコンペのたびに毎回レンタルクラブで対応してるとしたら、年間で見たときにけっこうな額が「持ち出し感のない出費」として消えてることがある。月換算で整理してみると、意外な実態が見えてくることが多い。
Nランク前後で「もう少しちゃんとやりたい」と思ってるなら、まず練習場の月額プランに切り替えるだけでコストが安定しやすくなる。回数券より安く、通いやすくなる施設が増えてきてる。
SRまで課金できてるなら、次は道具の精度の話になってくる。スクール通いやクラブフィッティングに一度課金してみると、漠然と練習してた時間の質がかなり変わる実感がある。
よくある質問
Q. ゴルフの月間費用の「平均」と「中央値」、どっちを参考にすればいい?
中央値の方が実態に近いと思う。レジャー白書2023年のデータをもとにすると、ゴルフ消費の分布は上位の高額ゾーンに引っ張られた形になっていて、平均が実際の多数派より高く出やすい。中央値は月1万円前後と推測されていて、「自分は普通くらいか」を確認したいなら中央値を基準にした方がズレが少ない。実態としては、1万円前後が最も人口の厚いゾーンだったりする。
Q. ラウンド代を削るのと練習場を削るのと、どっちが上達に響く?
スコアを伸ばしたいなら、練習場を削る方がしんどい気がする。コースの経験も必要だけど、基礎が固まってないままラウンド数だけ増やしても「同じミスを繰り返すコスト」になりやすい。一方、練習場通いで基本が安定してからコース頻度を上げると、1ラウンドあたりの満足度が変わってくる。月の総額を変えずに配分を練習寄りにするだけで、数ヶ月後のスコアが変わることはわりとある。
Q. Dランクのゴルファーが費用を増やさずに上達するには何から始めればいい?
まず自分のスイングを記録することから始めると、思ってた以上に変わる。スマホで自撮りするだけでいい。「なんとなく練習してる」状態から「自分のクセを把握して直す」状態に移ると、同じ打ちっぱなし料金でも質がまったく違ってくる。その次のステップとして、スクールの体験レッスン1回(3,000〜5,000円が多い)だけ試すと、独学で気づけなかった部分が見えてくることが多い。費用を増やす前に、今の出費の質を上げる方が先だと思う。
