「最近、旅行いつ行った?」って聞かれたとき、すぐ答えられる人と、ちょっと考え込む人に分かれる。どっちかというと後者、という自覚がある人は、実はそのまま全国平均と同じくらいだったりする。
数字で見ると、そのあたりの実態がもう少しリアルになる。
国内旅行の年間回数、平均は何回?
観光庁の旅行・観光消費動向調査(2023年)によると、国内旅行の年間平均回数は2.8回。月に直すと、4ヶ月に1回ちょっと行けばもう平均に届く計算だ。
| 年間回数 | 割合(目安) |
|---|---|
| 0回 | 約20% |
| 1〜2回 | 約35% |
| 3〜4回 | 約25% |
| 5〜9回 | 約15% |
| 10回以上 | 約5% |
「意外と少ないな」と思ったか、「意外と行ってるな」と思ったか、どっちだろう。
正直、2.8回という数字は思ったより低かった。旅行に行く人のイメージって、年4〜5回くらい行くガチ勢の声がSNSでうるさいせいで、平均値が引き上げられてる感覚があったりする。実態は「年に2〜3回、連休のたびにどこか行く」くらいがリアルな多数派だ。
0回の人が約2割いるのも見逃せない。コロナ以降に旅行自体から離れた層がそのまま戻っていない、というのが背景にある気がする。物価上昇と宿泊費の高騰も重なって、「行きたいけど行けてない」というより「そもそも発動条件がない」状態になってる人が増えてる印象だ。
ライフステージで回数は変わるか
旅行回数って、収入より「一緒に行く人がいるかどうか」と「まとまった休みが取れるか」の2軸で決まるな、と思う。
独身・20代は意外と回数が少ない。友達との予定が合わない、一人旅はハードルが高いと感じる人が多いからだ。逆にカップル・子育て前の共働き夫婦は、可処分所得と休みの使い道が旅行に向きやすくて回数が増える傾向がある。子どもが生まれると一時的にがくっと落ちるが、子どもが小学生くらいになると「年1回の家族旅行」が習慣として復活するパターンが多い。
あ、話がずれたけど。結局「どのライフステージにいるか」で平均から上下に振れる幅がかなり変わる、ということだ。
自分はどのランクか
診断では10段階に分けてるんだけど、SR(年に一度より確実に多い人)以上に入れるのは上位30%くらいだったりする。LEGENDはもう「旅が仕事になってる人」なので、だいたいの人には関係ない別次元の話だ。意外なのは、「自分はわりと旅行行くほう」と思っていた人が、N(年2〜3回のリアル日本人)に着地するパターンが多いこと。自分の回数、数えてみると確かめてみる価値はある。
🎯 日本人全体の国内旅行回数ランク診断
国内旅行回数を入力してください
このランク名、なんか人に言いたくなるやつじゃないかと思う。
次の旅行、どう動く?
Dランク以下だったとして、それは「旅行が嫌いな人」じゃなくて「発動条件がまだ揃っていない人」だったりする。旅行って、行き先を決めてしまえば8割終わりで、残りは予約と荷造りだけだ。
じゃらんで条件なしに眺めるだけでも、「あ、ここ行きたいかも」という感覚は案外すぐ戻ってくる。プランを確定させなくていい。まず眺めるだけで、次の旅行の解像度がちょっと上がる。
NランクやRランクなら、次の一手は「回数」より「密度」の話になってくる。同じ2〜3回でも、1泊2日と3泊4日では全然違う。長めの旅行を1回入れるだけで、年間の満足度がけっこう変わったりする。
よくある質問
Q. 国内旅行の平均回数と中央値、どっちが実態に近い?
平均は2.8回だが、中央値はおそらく2回前後になる。旅行回数は年間10回以上行くヘビーユーザーが平均を引き上げる分布になっていて、「多い人がすごく多く行く」という偏りがある。実態の感覚としては、中央値のほう(2回前後)が「ふつうの人の年間旅行回数」に近い気がする。観光庁の調査(2023年)でも、1〜2回の層が最大ボリュームゾーンになっている。
Q. 旅行回数が多い人と少ない人、何が違う?
収入の差より、「旅行を習慣にしているかどうか」の差のほうが大きかったりする。年収が高くても0回の人はいるし、収入が平均以下でも年5〜6回行く人もいる。違いは「次の旅行の候補が常に頭にあるかどうか」で、習慣として旅行が生活に組み込まれている人は自然に回数が増える。トリガーは「行こうと決めた回数」ではなく「眺める頻度」だったりする。
Q. Dランクから旅行回数を増やすには何から始めればいい?
「旅行の計画を立てる」ハードルが高いと感じてる人が多いが、計画を確定させなくていい。まず旅行サイトを眺めるだけで、行きたい場所のリストが頭の中に積み上がっていく。そのリストが3個を超えたあたりで、自然に「じゃあ次の連休に行くか」という気持ちが生まれてくる。じゃらんで条件なしに検索してみると、意外なところに気になる宿があったりする。
