日本人全体の平均月収、30.7万円。え、思ったより低くない? これ聞いたとき正直「そんなもんなの?」ってなった人、わりと多いと思う。

日本人の平均月収はいくら?

国税庁の「民間給与実態統計調査(2023年分)」によると、給与所得者全体の平均月収は30.7万円。年収に換算すると368万円くらいになる。

ただしこの数字は、パート・アルバイトも含めた全給与所得者の平均だ。正規雇用だけに絞れば月40万円近くなるんだけど、日本の労働人口の約4割は非正規雇用で、そこの月収は15〜20万円台が多い。その層をまるごと合算すると、平均はぐっと引き下がる。「俺らの周りってもっと稼いでる気がする」という実感とのズレの正体は、たぶんそこにある。

月収帯割合(概算)
15万円未満約13%
15〜20万円約16%
20〜25万円約18%
25〜30万円約15%
30〜40万円約18%
40〜50万円約10%
50〜60万円約5%
60万円以上約5%

(国税庁 民間給与実態統計調査 2023年分をもとに作成)

月収20〜25万円のゾーンがいちばん人口が厚い。平均の30.7万円に届いていない人が、全体の半数以上を占めている。つまり「平均以下か、やばいな」と思ってる人の大半は、実はボリュームゾーンのど真ん中にいる。

正直、これ知ったとき少しだけ救われる気がした。

平均30.7万円って、実際どういう数字なの?

「平均」が実感より高く見えるのは、月収60万円以上の層が全体の約5%いて、その分だけ数字が上に引っ張られているから。高収入者の影響を抜いた「中央値」で見ると、実態はもう少し下に落ちる。これが、統計の平均がいつも「ちょっと遠い数字」に感じられる理由だったりする。

あ、話がずれたけど、要するに「平均超え」のハードルはそんなに遠くない。月収35万円に乗ると、全国分布でみれば上位40%くらいの水域に入ってくる。

この記事の診断では月収を10段階でランク分けしていて、「SR(飲み会の割り勘を一切気にしない人)」以上に入るのは上位約20%。LEGENDは月収70万円超の世界で、そこはもう普通の給与スケールの話じゃない。「ボーナス振り込みで銀行員に名前を覚えられた人」を目指すのか、まず「日本の真ん中」に自分がいるかどうか確かめるのか、診断してみるといい。

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診断したら、次の一手を考えてみる

Nランク前後だった人へ。日本の真ん中にいるって、悪くない位置だ。ただ「このままでいいか?」という問いには、一回ちゃんと向き合っといた方がいい気がする。

CかDだった人は、まず「自分の市場価値を外から知る」だけでいい。転職を決めるとかじゃなくて、今の自分が他の会社でいくらになるかを知るだけ。それだけで次の給与交渉の話がずいぶん変わってくることがある。

SR以上だった人は、給与だけで上を追うより副収入との掛け合わせを考える段階に来てると思う。月収×副業、または資産形成との組み合わせが次のステップになってくる。

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