日本人の生涯転職回数、平均1.8回らしい。
「転職の時代」「もう終身雇用は終わった」みたいな話を毎日みたいに目にするわりに、実数はこんなものだったのか、と正直ちょっと拍子抜けした。SNSで流れてくる「転職で年収150万アップ」みたいな話と、実態の数字がここまでズレてるってのが面白い。
日本人の生涯転職回数はどれくらい?
厚生労働省の雇用動向調査(2023年)によると、年間の転職者数は約307万人。これを労働者人口で割った転職入職率は2.7%前後で、ここ数年ほぼ横ばいで推移している。
生涯の累計回数を直接調査した統計は少ないんだけど、同調査の累積データや民間調査を重ねると、日本人の生涯平均転職回数はおよそ1.8回というのが実態に近い数字になる。
| 生涯転職回数 | 推定割合(目安) |
|---|---|
| 0回 | 約40% |
| 1回 | 約25% |
| 2〜3回 | 約25% |
| 4回以上 | 約10% |
※ 厚生労働省 雇用動向調査(2023年)および複数の民間調査をもとに試算
この表を見て何か感じた? 「0回が40%もいるの?」というのが個人的には一番刺さった数字だったりする。転職が「当たり前」に見えるのは情報バイアスで、実際の日本人の4割はまだ一度も転職していない。
なんでこんなに平均が低いのか
転職した人が声を大きくSNSに投稿するから、転職って世の中全体でもっと普通のことに見える。でも30年同じ会社にいた人は特に何も発信しない。これ、サバイバーバイアスそのものだと思う。
あと、業界によって転職率の差がでかい。IT・コンサルは3〜5回が当たり前の世界だけど、製造業・公務員系は1回未満が普通だったりする。「日本人の平均」と言っても、そこには全然違う働き方をしてる人たちが混ざってる。
1.8という数字が高いか低いか、それはあなたがどの業界にいるかで全然変わる。
転職回数で自分のポジションを確認する
この記事の診断では10段階にランク分けしている。
0回が「自分の市場価値を1回も確かめたことない人(Fランク)」で、4回を超えてくるとSSR〜URの領域。SR以上に入れるのは上位15%くらいで、LEGENDはもうほぼ別の話。
あ、ひとつ補足しておくと——「回数が多いほど良い」という診断じゃない。あくまで「日本人全体の中で自分はどのくらい動いてきた人間か」を確認するツール。それはともかく、まず自分の数字がどのランクに入るか確かめてみてほしい。
🎯 日本人全体の生涯転職回数ランク診断
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診断したあと、どうするか
Nランク以下(転職0〜1回)だった人へ
転職していないこと自体は悪くない。ただ「今の市場で自分がいくらで評価されるか」を一度も確かめたことがないなら、それはちょっともったいない気がする。転職するかどうかは置いといて、まず「自分の値段」を知るだけでいい。dodaに登録して求人を眺めるだけでも、現職の相場感がだいぶ変わる。
R〜SRランク(2〜3回)だった人へ
平均より動いてきた組。次に転職するかどうかよりも「ここまでの転職がキャリアアップになってたか」を整理してみるといい。dodaのキャリアアドバイザーに話してみると、自分では気づかない強みが出てくることもある。客観的な評価を一度もらってみる価値はある。
SSR以上(4回以上)だった人へ
転職の経験値はある。次のステップは「どのエージェントが自分のキャリアに合うか」を選ぶ精度を上げること。dodaはホワイトカラー職種の求人数が多いので、使い比べの一択目として試してみるといい。
1.8回という平均を知って「思ったより少ない」と感じたか「思ったより多い」と感じたか、それ自体がすでに自分のキャリア感覚を映してたりする。まず知るところから始めた方がいいと思う。
