近畿エリアの平均年収、400万円らしい。梅田や難波を歩いてると、もうちょっと高そうな気がしてくるんだけど。

実際のデータを見ると、もうちょっと細かく実態がわかる。

近畿の平均年収はどれくらい?

国税庁の民間給与実態統計調査(2023年分)によると、近畿2府4県の給与所得者の平均給与はおおよそ400万円前後。ただし、これは大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山をまとめた数字で、府県によってけっこう差がある。

大阪が引き上げている側で、奈良・和歌山は引き下げ側に位置することが多い。

年収帯近畿の割合(概算)
200万円未満約17%
200〜400万円約38%
400〜600万円約28%
600〜800万円約11%
800万円以上約6%

※国税庁 民間給与実態統計調査(2023年分)をもとにした概算値

ちょっと待ってほしいんだけど、400万円って税引き前だから、手取りにすると320万円台くらいになる。月換算で27万円前後。大阪市内で一人暮らしして、家賃8万円払って、食費と交際費を出したら、正直あんまり余らない数字だなと思う。

近畿内でこんなに差がある

大阪と奈良・和歌山では、平均年収に50〜80万円近い開きがある年もある。

府県平均年収(概算)
大阪府約420〜430万円
兵庫県約400〜410万円
京都府約390〜400万円
奈良県約370〜380万円
滋賀県約380〜390万円
和歌山県約350〜360万円

※国税庁データをもとにした概算

大阪が高いのは、企業の本社・拠点集積と金融・商社系が多いから。和歌山が低いのは製造・農林水産系が多く、大企業の雇用が少ないという構造的な話だったりする。

あ、話がずれたけど、生活コストも地域差がある。大阪市内の賃貸は京都・神戸に比べて割安なケースも多く、「年収は高いけど家賃も高い」という関東パターンが近畿では必ずしも成立しない。年収だけで豊かさを測れないのが、近畿エリアのわりと面白いところだと思う。

上位10%の壁は思ったより低かった

近畿エリアで上位10%に入るのは、年収にして600万円台半ばあたりから。600万円と聞くとハードルが高そうだけど、全体分布を見ると「そこそこ普通の会社員でも、ちょっと頑張れば届く圏内」だったりする。

診断では10段階に分けてるんだけど、SR以上に入れるのは上位15%くらい。LEGENDはもう「梅田タワーの上層階」の話。意外なのは、「自分はわりといけてる」と思ってた層がNやCに落ちるパターンが多いこと。近畿平均の400万円、思ったより高い数字なのか低い数字なのか、実際に試してみると見方が変わる。

どのランクに出るか、まず確認してみるといい。

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このランク名、なんか関西の友達に送りたくなるやつじゃないかと思う。

近畿エリアで年収を上げる「次の一手」

Nランクやそれ以下だったとして、それは今の会社での話でしかない。近畿エリアは大阪を中心に転職市場がわりと活発で、同じ職種でも会社が変わると年収が80〜150万円変わるケースがある。

特に大阪・神戸エリアは製造・物流・IT・医療系の求人が多く、専門スキルがあれば選択肢が広い。京都は伝統産業と新興IT系が混在していて、意外と高年収ポジションが隠れていたりする。

Cランク以下だったなら、今の市場で自分がどの価格帯にいるか確認するだけでもやる価値はある。まず外の数字を見ることが、近畿で年収を上げる一番の第一歩になる。

年収が気になった人は、近畿エリアの貯蓄平均も調べてみるといい。年収と手元に残るお金のギャップが、けっこう面白い数字になってたりする。

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よくある質問

Q. 近畿の平均年収と中央値はどう違う?

平均は高収入者に引っ張られるから、実態より高めに出やすい。中央値で見ると、近畿エリアは320〜340万円台になることが多い。つまり「近畿の半分以上の人は年収340万円以下」というのが実態に近い数字だったりする。国税庁の統計も階層別に見ると、200〜400万円の層がもっとも厚い。体感として、「平均400万円」と聞いたときの想像より、周囲の財布の紐が固いのはそういう理由だと思う。

Q. 大阪と京都・兵庫、どこに住むのが年収的に有利?

単純な年収水準は大阪がトップだけど、生活コストを引いた「実質的な余裕」は必ずしも大阪が一番高いわけじゃない。京都は物価が観光地化で上がっていて、家賃も市内中心部は高め。兵庫は神戸市内が高く、郊外に出るとコスパが良くなる。年収額だけを比較するより「年収÷生活コスト」で考えると、意外と奈良・滋賀のコスパが悪くない場面もある。

Q. NランクからRランクに上がるには何をすればいい?

近畿エリアなら、転職か社内交渉の2択になる。同じ職種でも業界を変えるだけで年収帯が変わるケースはわりと多くて、製造系から商社・IT系に移るだけで100万円近い差が出ることもある。まず自分の市場価値を外から確認するのが現実的で、dodaで無料登録するだけで近畿エリアの求人年収帯が見えてくる。「今の会社の自分の値段」と「市場での自分の値段」のギャップを知るだけで、次の動き方が変わると思う。

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