関東エリアで働く人の平均年収、460万円らしい。「え、意外と低くない?」と思ったか、「思ったより高い」と思ったか、その反応で自分の立ち位置がちょっとわかる。東京で普通に生活してたら、それくらいもらってて当然な気がしてたりするんだけど、これが現実だったりする。

実際のデータを見ると、もう少し細かく実態がわかる。

関東の平均年収はいくら?

国税庁の民間給与実態統計調査(2023年分)によると、関東エリア全体の平均給与は約460万円。これは給与所得者全体の平均で、税引き前の数字だ。手取りに換算すると、社会保険や所得税を引いて大体350〜370万円くらいになる計算。

月換算すると約29〜31万円。東京の家賃相場が1Kで10万円前後だとすると、ひとり暮らしだとわりとギリギリな感覚もある。

年収帯関東エリアの割合
200万円未満約13%
200〜400万円約34%
400〜600万円約27%
600〜800万円約14%
800万円以上約12%

400万円台が最も多い層になっていて、600万円以上は上位26%くらいに入る計算だ。「年収600万あれば余裕」という感覚があるとしたら、それは上位4人に1人の話をしているってことになる。

関東内でも、東京と埼玉じゃぜんぜん違う

「関東」とひとくくりにしても、都市によってかなり差がある。東京都の平均は500万円超、神奈川も480万円前後と高めだけど、埼玉・千葉は420〜440万円帯だったりする。同じ「関東在住」でも、50〜80万円の差が普通に存在してる。

都道府県平均年収(概算)
東京都約510万円
神奈川県約480万円
千葉県約440万円
埼玉県約430万円

なぜこの差が生まれるかというと、単純に企業の本社集中度と業種の違いだと思う。東京都心には外資・IT・金融が集まってて、平均を押し上げている。埼玉・千葉は製造業やサービス業の比率が高く、職種の構成が違う。

あ、話がちょっとずれたけど、重要なのは「関東にいる」という事実より「どの業種・職種にいるか」の方が年収への影響がでかいということだったりする。

「普通」の壁が意外と低いという現実

460万円の平均というのは、ザックリ言うと「関東で働いてる人の真ん中あたり」の話だ。ということは、500万円に乗るだけで上位40%前後に入れる計算になる。「平均を超える」というハードルは、思ってたより低い。

診断では10段階に分けてるんだけど、SR以上に入れるのは上位15%くらいだったりする。URとLEGENDはもうほぼ別の話。意外なのは、「自分はRくらいかな」と思ってた人がNやCに落ちるパターンが多いこと。関東の生活コストで感覚が麻痺してると、数字の実態がズレてくる。

実際に数字を入れてみると、思ってた自分の位置がけっこう変わる。

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万円

このランク名、なんか人に言いたくなるやつじゃないかと思う。

診断結果を受けて、次に何をするか

Nランク以下だったとして、それは今の会社・今の業種での話でしかない。関東という同じ土俵の中でも、業種を変えるだけで年収帯がひとつ上がるケースはかなり多い。

転職市場での自分の価値って、今の職場の給与テーブルとは別の話だったりする。同じ職種でも会社が変わるだけで年収が100万以上動くのは、dodaあたりの求人データを見ればすぐわかる。まず自分が市場でいくらの人間かを確認するだけなら、登録して求人を眺めるだけでできる。

Rランク以上だった人は、今の立ち位置を守るより「次のランクに行くには何が必要か」を整理する段階だと思う。関東で年収600万超を狙うなら、職種・業種の選択が全体の8割を決めると言っても過言じゃない。

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よくある質問

Q. 関東の平均年収と中央値って違うの?

違う。平均は高収入層に引っ張られやすいので、中央値の方が「リアルな真ん中」に近い。関東エリアの中央値は概算で380〜400万円前後と言われていて、平均の460万円より60〜80万円ほど低い。実態として、400万円以下の人の方がむしろ多数派だったりする。国税庁の調査(2023年分)ベースで見ると、この傾向は安定して続いている。

Q. 東京と埼玉で年収がそんなに違う理由は何?

一言で言うと「集まってる企業の種類が違う」から。東京都心は外資・金融・ITの本社が多く、これらは給与水準がもともと高い。埼玉・千葉は物流・製造・小売の比率が高く、業種構成が違う。なので「東京に住んでいる」こと自体より、「東京の会社に勤めているか」の方が年収への影響はでかい。埼玉在住でも都内の会社に通勤してれば、東京の給与水準に近くなる。

Q. NランクからRランクに上げるには何をすればいい?

今の会社で交渉するか、外に出るかの2択になる。体感として、同じ職種でも会社を変えると年収が一気に動くことが多い。関東は求人数が多い分、選択肢が豊富なので、まず市場での自分の価値を確認するところから始めるといい。dodaで無料登録すると、同職種・同経験年数の求人年収帯がそのまま見えてくるので、現状とのギャップが数字でわかる。それを把握してから動くのと、なんとなく動くのでは、交渉や選考の精度がぜんぜん変わってくる。

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