50代になって、自分の手取りが「多いのか少ないのか」、なんとなく気になってきてない? 同世代の友人と飲んでも、収入の話はどこかぼやかして終わる。そういう人が、実はけっこう多かったりする。

国税庁と厚労省のデータを合わせると、50代男性の手取り月収の実態はもう少し複雑な顔をしている。

50代男性の手取り月収、実際のところは?

厚生労働省の賃金構造基本統計調査(2024年)によると、50代男性の月間所定内給与の平均は額面でおよそ36〜38万円台。そこから社会保険料・所得税・住民税を引くと、手取りに換算すると28万円前後が実態に近い数字になる。

手取り月収の目安割合(概算)
40万円以上上位約10%
35〜40万円上位約15〜20%
28〜35万円上位20〜40%
20〜28万円中間層(40〜70%)
20万円未満下位30%以下

※国税庁 民間給与実態統計調査2024年・厚生労働省 賃金構造基本統計調査2024年をもとに手取り換算で作成。

ただし、この「28万円」という数字、正直ちょっと複雑だと思う。

額面だと40万近い人でも、住宅ローンの残りが15年あって子供がまだ大学生だったりすると、実質的な「使えるお金」はもっと少ない。手取り28万円という数字の裏に、そういう生活の重さが乗ってるのが50代の現実だったりする。しかも、同じ50代でも業種格差がかなり大きい。IT・金融系と小売・飲食系では月収の分布が別の表みたいになる。

50代男性が直面する「手取りの壁」

50代には他の年代にない特有の状況がある。

役職定年の存在だ。55歳前後で管理職から外れ、手当がごっそり消えるパターン。これで月収が5〜8万円一気に下がる人は、データを見るとかなりいる。「昇給が止まったな」と思っていたら実は「役職定年で下がってた」というのが、Nランク以下に集まる人の典型パターンだったりする。

あ、話がちょっとずれたけど、要は「50代は手取りのピーク」と思ってた人が意外とCかDに落ちる、というのがこのランク分けを作ってて気づいた部分だった。

一方で、40代後半〜50代前半でスペシャリストとして市場価値が上がった人や、副業・複業を組み合わせてSR以上に入ってる人も実際にいる。同じ50代でも、ここの分岐はかなりはっきりしてる。

自分のランクはどこ? 診断で確認してみる

診断は10段階で、SR以上に入れるのは上位15%くらいの話になる。意外なのは、「管理職だからそこそこいけるだろう」と思ってた人が役職定年後のタイミングでNどまりになるケースが多いこと。

実際に数字を入れてみると、思ってた自分の位置がけっこう変わる。

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万円

このランク名、なんか人に言いたくなるやつじゃないかと思う。

診断結果を踏まえて、次に何をするか

Dランク以下だった人へ

役職定年後で手取りが下がった、という状況なら、今の職場での話でしかない。50代でも市場価値が残ってる人は転職マーケットに普通にいて、専門スキルを持ってる人ほどその傾向が強い。dodaは50代向けの求人も扱っていて、登録するだけで「外から見た自分の価値」が数字でわかる。まず知るだけでいい。

Nランク・Cランクだった人へ

50代は年収の「伸び代」より「守り方」の戦略が重要になる年代だったりする。今の手取りでNISAとiDeCoをどう使い切るか、という問いに答えを持っておくと60代のスタートラインが全然変わる。同時に、外の求人で市場相場を確認しておくと社内交渉のときに使える。

SR以上だった人へ

今の手取りが現職での話に過ぎないなら、副業・投資との掛け合わせで次のステージが見えてくる。dodaでは市場価値の確認だけでなく、エグゼクティブ向けの求人も見ることができる。今の年収を武器に次の選択肢を作るフェーズ、という認識でいると選択肢の幅が変わる。

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よくある質問

Q. 50代男性の手取り平均と中央値は違う?

手取りベースでいうと、平均が28万円前後に対して中央値は25〜26万円くらいになる、というのが実態に近い気がする。高収入層が平均を上に引っ張ってるので、「多数派の50代男性」はもう少し低い水準にいる。国税庁の2024年データで見ると、年収500万円以上は50代男性全体の約35〜40%。裏返すと6割以上は手取り月収28万円以下、ということになる。

Q. 50代で手取り月収28万円は平均的? それとも低い?

28万円は「平均の近く」にいる数字だから、低いとも高いとも言い切りにくい。ただ、住宅ローンの残年数・子供の教育費・老後の備えを同時に抱えてる50代にとって、この手取りがどこまで「余裕のある生活」を保証するかは人によって全然違う。数字だけで判断するより、自分の支出と照らし合わせた方がリアルな位置感がつかめると思う。

Q. 50代でNランクからRランクに上げるには何から始めればいい?

50代での収入アップは「今の会社での昇給」より「外の相場を確認して交渉材料にする」方が現実的なケースが多い。同じ職種・スキルでも会社が変わるだけで手取りが月3〜5万円変わるケースは、転職サービスのデータを見るとかなりある。dodaに登録するだけで、同年代・同職種の求人年収帯が見えてくる。副業で月数万円の収入を足す、という選択肢も含めて動き始めるタイミングとしては、50代前半が一番猶予がある。

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