40代になって、ふと「俺の手取り、普通より上?下?」と気になったことはないか。正直、同世代の友人の手取りなんて聞けないし、なんとなく「まあ平均くらいはあるだろ」と思ってそのままにしてる人が多い気がする。その「なんとなく」を今日ちゃんと確かめてみるといい。
国税庁のデータを見ると、この数字はもう少し複雑な顔をしている。
40代男性の手取り月収、実際のところ
国税庁の「民間給与実態統計調査」(2023年)によると、40代男性の平均年収は約560万円前後。これを手取りに換算すると、所得税・住民税・社会保険料を引いて月29〜30万円くらいになる。
UAゼンセンの「組合員の生活実態と意識2025年」でも、40代世帯の生活実感に関するデータが出ていて、「家計に余裕がある」と答えた層は全体の3割程度だったりする。手取り29万円って数字で見るとそこそこあるようにも見えるんだけど、住宅ローン・子どもの教育費・親の介護費用が重なる40代に置き換えると、ちょっとシビアな数字だと思う。
| 手取り月収の目安 | 割合(推計) |
|---|---|
| 40万円以上 | 上位約15% |
| 35〜40万円 | 上位15〜25%あたり |
| 29〜35万円 | 25〜50%あたり |
| 23〜29万円 | 50〜70%あたり |
| 23万円未満 | 下位約30% |
分布の形を見ると、35万円を超えたあたりから急に人数が減る感覚がある。「そこそこいける」と思ってた層が、実際は中央値あたりに密集してるってのが実態だったりする。
グラフで見ると上位20%への壁がびっくりするくらい急勾配で、35万の壁を越えるのは思ったより難しい。税引き前の年収で語られると高く見えるけど、手取りで考えると「あれ、こんなもん?」という感覚になる人が多いんじゃないか。
40代特有の「手取りが増えない構造」
あ、話がずれるけど、40代って年収は上がってるのに手取りの増え方が鈍く感じる年代でもある。これはともかく、原因は主に2つ。
ひとつは社会保険料の増加。年収が上がるほど健康保険料や厚生年金の天引き額が増えるので、額面の伸びほど手取りが増えない。もうひとつは扶養控除の変化。子どもが大きくなって扶養から外れたり、住宅ローン控除が終わったタイミングで手取りが減ったように感じるケースがわりとある。
同じ月収でも、独身か既婚か・子どもの人数・ローンの有無で「使える金」が全然違うのが40代の現実だと思う。
自分のランクを確かめてみる
診断は10段階で、SR以上に入れるのは上位20%くらいの話だったりする。意外なのは、「自分はRくらいはあるだろ」と思ってた層がNかCに落ちるパターンが多いこと。管理職になっても手取りベースで計算し直すと思ったより低い、というのはよくある話で、実際に試すと見方が変わる。
自分がどこに位置するか、手取りの数字を入れると一瞬でわかる。
🎯 40代男性の手取り月収ランク診断
手取り月収を入力してください
このランク名、なんか人に言いたくなるやつじゃないかと思う。
診断後の「次の一手」
Nランクやそれ以下だったとして、それは今の職場での話でしかない。40代の転職は難しいというイメージがあるけど、実態としてはスキルと経験が評価される年代でもあって、業種を変えずに職場を変えるだけで年収が100万以上変わるケースはdodaのデータを見るとかなりある。
Dランク以下だった人は、まず外の市場価値を確認するだけでいい。転職するかどうかはその後の話で、登録するだけで求人の年収帯が見えてくる。今の手取りが適正かどうか、外を見ないと判断できないというのが正直なところだと思う。
Rランク前後にいる人は、次の交渉の武器を作る段階にある。今の年収を持って外の求人を確認すると、「もう一段上」の選択肢が見えてくることがある。副業・資産運用との掛け合わせも視野に入れると、手取りの増やし方の選択肢が変わってくる。
手取りが気になった人は、30代男性の平均年収と手取りの記事も合わせて確認してみるといい。30代との差を見ると、40代で手取りがどう変化するか流れがわかりやすい。
よくある質問
40代男性の手取り月収の平均と中央値、どっちを参考にすればいい?
平均は上位層の高い数字に引っ張られるので、「自分が多数派の中でどこにいるか」を知りたいなら中央値のほうが実態に近い。国税庁の2023年データをもとにした推計では、40代男性の手取り月収の中央値は平均より2〜3万円低いあたりになる。体感として「平均聞いたより自分は少ない気がする」という人が多いのは、この平均と中央値のズレが原因だったりする。
手取り月収と年収、どちらを転職の交渉材料にすればいい?
交渉の場では年収(額面)を使うのが一般的だけど、自分の生活実感を確認するには手取りベースで考えるほうが正確だと思う。同じ「年収600万」でも、独身と子ども2人では使える金が全然違う。転職先の年収を比べるときも、手取り換算で計算し直すと想定と違う、ということがわりとある。
Nランクの手取りからRランクに上げるには何から始めればいい?
今の会社で昇給を待つか、外の市場で自分の価値を確認しに行くかの2択になる。40代は経験とスキルが評価される年代で、同じ職種で会社を変えるだけで年収帯が変わるケースは思ったより多い。dodaで無料登録するだけで、自分のスキルに対応する求人の年収帯が見えてくるので、まず外の数字を確認するのが最初の一手だと思う。
