20代男性の月間平均残業時間、17時間らしい。正直もっと多いと思ってた。
でも周りを見ると「毎日2〜3時間は当たり前」みたいな感覚の人がけっこういて、「平均17時間ってそんな少ない?」ってなるのが実態だったりする。数字で見ると、もう少し解像度が上がる。
20代男性の残業時間、実際どのくらい分布してる?
厚生労働省の毎月勤労統計調査(2024年)によると、20代男性の月間所定外労働時間の平均は17.0時間。月に20日出勤するとしたら、1日あたり50分くらいの残業ってことになる。
「意外と少なくない?」と思った人、ちょっと待ってほしい。
これは全業種・全職種の平均で、残業ゼロの人も含めた数字だ。IT・金融・コンサル系だけで切り取ると、ここからさらに跳ね上がる。
| 月間残業時間 | 全労働者に占める割合(目安) |
|---|---|
| 0〜10時間未満 | 約35% |
| 10〜20時間未満 | 約28% |
| 20〜45時間未満 | 約27% |
| 45時間以上 | 約10% |
グラフで見ると、45時間超えあたりで急に人口が減る。法定上限(月45時間)の壁が効いてる、というより「それ以上は表に出てこない」という話でもある。
実生活に置き換えると、月17時間というのは「週1〜2回、1時間残業するくらい」の感覚だ。でも周囲に残業が多い職場の人が多いと、「俺の残業って普通?」という感覚が麻痺しやすい。同じ20代でも、業種と会社規模でここまで差があるのか、というのが正直な感想だったりする。
「平均17時間」の背景にあるもの
あ、話がずれるけど——この数字、実は2020年ごろからじわじわ下がってる。テレワーク普及とか、36協定の厳格化とか、いくつか理由がある。
ただ、「全体の平均が下がった」のと「自分の会社が変わった」はまったく別の話だ。特に入社1〜3年目の20代は「断れない空気」の中で残業が積み上がるパターンが多い。平均が下がってる時代に、個人の残業が増えてるケースは普通にある。
自分の残業時間、どのランクか
この記事では月間残業時間を10段階で診断できる。SR以上(月10時間以内)に入れるのは上位25%くらいだったりする。LEGENDはほぼ別次元の話で、「残業ゼロで成果出してる」かどうかが分岐点になる。
意外なのは、「俺ってわりとコントロールできてる」と思ってた人がCかDに入るパターンが多いこと。月換算すると、「毎日ちょっとだけ」が積み重なって30時間超えてたりする。実際に数字を入れてみると、思ってた自分の位置がけっこう変わる。
🎯 20代男性の月間残業時間ランク診断
月間残業時間を入力してください
「俺、〇〇だった笑」ってXに貼ってみると、意外と友達のランクと全然違ってておもしろいことになると思う。
診断結果を踏まえて、次の一手
Dランク以下(月25時間超)だったとして、それは今の会社での話でしかない。
20代のうちは「これが社会人の普通」と思い込みやすいけど、残業20時間以下で普通に仕事してる会社は山ほどある。今の環境が基準じゃない、というのは動いてみないとわからない。
まず自分の市場価値を把握するところから始めるのが現実的だと思う。転職するかどうかより先に「外の求人の残業時間帯がどのくらいか」を見るだけでいい。
dodaは求人票に残業時間の目安が載ってるものも多い。登録だけなら5分、無料、退会も自由。それだけで「今の会社が普通かどうか」の判断基準が手に入る。
NランクやCランクの人も同じで、「今より少し働きやすい環境」が1〜2回の転職活動で見つかる可能性は、20代なら特に高い。経験年数より伸びしろで採ってくれる会社が多い時期だから、選択肢を確認しておく価値はある。
SR以上だった人は、今の環境がうまく回ってる証拠でもある。ただ、「ホワイトな職場にいる」という状況を次のキャリアの起点にする視点があってもいい。年収帯や仕事の難度を上げながら残業を維持できるか、一度外の求人と比較してみるといい。
よくある質問
Q. 平均17時間と中央値、どちらが実態に近い?
平均は「月100時間残業してる人」の影響を受けて引き上げられる。中央値で見ると12〜13時間程度になる、というのが実態に近い気がする。つまり「月15時間以下」ならじつは多数派に近い。平均だけで「俺って普通」と判断すると、実際より自分の残業が多く見えることがある。
Q. 20代で残業が多い業種・少ない業種はどこが違う?
多い側は金融・IT・コンサル・建設あたり。少ない側は公務員・製造(ライン系)・小売の一部。同じ「営業」でも、BtoBと店舗系では月10時間以上変わることがある。業種よりも「会社の文化と仕組み」の影響が大きかったりするから、求人票の残業実績欄を真剣に見る習慣はある程度意味がある。
Q. Dランク以下の残業時間を減らすには何から手をつければいい?
「今の会社で減らす」か「残業の少ない会社に移る」か、実際にはこの2択になる。前者は上司との交渉や業務の断捨離が必要で、すぐには動かないケースが多い。後者は転職サービスで「月の残業時間」が明示されてる求人を絞り込む方法が現実的だと思う。dodaあたりで「残業少なめ」の条件で検索すると、今の職場との比較がしやすくなる。
