同じ20代男性でも、都市部と地方でここまで手取りが変わるのか、と知ったとき正直ちょっと複雑な気持ちになった。

東京で19万、地方で16万台というのが平均的な実態で、住んでる場所で毎月数万円の差がある。


20代男性の手取り月収、実際のところ

厚生労働省の令和5年賃金構造基本統計調査をもとに見ると、20代男性の平均手取り月収は19.2万円前後になる。

ここで言う「手取り」は、額面から社会保険料・所得税・住民税を引いた実際に振り込まれる額のこと。額面だと24〜25万円台になるが、毎月引かれる額がけっこう重くて、手元に残るのは19万円台というのが実態だったりする。

手取り月収割合(目安)
25万円以上上位約5%
22〜25万円上位約15%
19〜22万円上位約35%
16〜19万円上位約60%
16万円未満下位約40%

出典:厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査をもとに算出。

分布を見ると、16〜22万円の帯にかなりの人が密集している。「自分だけ低い」と思ってても、わりと多数派だったりする。


この数字が示すリアル

19.2万円というのを毎月の生活に置き換えてみると、だいたいこうなる。

家賃6〜7万、食費3万、光熱費・スマホ・サブスクで3万、残りが5〜6万くらい。貯金に回せるのは多くて3〜4万、という計算になる。都市部だと家賃がもう少し高いから、貯金が月1〜2万しか積み上がらない人もわりと普通にいる。

あ、話がずれたけど、地域格差の話をしていた。

都市部(東京・神奈川・大阪など)と地方では、同じ20代男性でも手取りが月2〜4万円変わるケースがある。ただ、地方は家賃が安いから生活水準として逆転することも多い。数字だけ見て「都市部の勝ち」とは一概に言えないのが、この比較の面白いところだと思う。


20代という時期特有の事情

20代は職歴が短い分、年収の上がり幅がまだ小さい。

入社1〜3年目は初任給に毛が生えた程度で、手取り16〜18万円が普通だったりする。27〜28歳あたりから昇給や昇格が出てきて、ようやく20万台が見えてくる。転職を1回挟むと、このタイムラインが数年早まることもある。

同じ「20代男性」でも、22歳と29歳では全然違う。それを一括りにした平均が19.2万円、という見方をすると、もう少し解像度が上がる気がする。


自分はどのランクにいるか

診断では10段階に分けているんだけど、SR以上に入れるのは上位15%くらいだったりする。

意外なのは、「自分はわりともらってる方だと思う」と感じてた層がNかCに落ちるパターンが多いこと。同期との比較や体感でなく、全国の20代男性と並べると見え方がけっこう変わる。実際に数字を入れてみると、思ってた自分の位置がずれることがある。

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手取り月収を入力してください

万円

このランク名、なんか人に言いたくなるやつじゃないかと思う。


診断後の次の一手

Dランク以下だったとして、それは今の会社・今の職種での話でしかない。

20代はまだキャリアの選択肢が広いから、「市場価値がそもそもいくらなのか」を外で確認するのがわりと有効だったりする。dodaで無料登録するだけで、同じ職種・年齢の求人年収帯が見えてくる。転職する気がなくても、今の手取りが業界水準と比べてどこにあるかを知るだけで判断材料になる。

Nランクなら、転職1回で手取り2〜3万円アップというのは現実的な数字だったりする。

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よくある質問

Q. 20代男性の手取り月収の平均と中央値はどう違う?

中央値は平均より少し低く、18万円前後と推定される。平均は一部の高収入層に引き上げられるから、「自分のまわりの感覚」に近いのは中央値の方だったりする。厚労省の令和5年調査をもとに算出した場合、半数以上の20代男性が19万円以下という実態がある。

Q. 手取りと額面、どっちで目標設定すればいい?

転職や交渉の場では額面(年収)で話が進むことがほとんどだけど、生活設計は手取りで考える方が現実的だと思う。額面を手取りに換算すると、おおむね75〜80%が目安になる。「年収300万円=手取り約22〜24万円」という感覚で持っておくと、求人票を見るときに混乱しにくい。

Q. 手取りをNランクからRランクに上げるには何をすればいい?

今の会社での昇給を待つか、外の市場価値を確認しに行くか、の2択になる。実態として、20代で手取りを1〜2万円上げようとしたとき、転職の方が早いケースが多い。dodaや転職会議あたりで無料登録するだけで、同職種・同年齢の年収帯がすぐ見える。まず自分の市場価値を把握するところから始めるのが現実的だと思う。

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