東京に住んでる人と、青森に住んでる人で、車の保有台数がほぼ2倍違う。そういう話、あまり数字で見たことなかったりする。

統計を見ると、そのあたりの実態が少しリアルになる。

世帯あたりの自動車保有台数、全国平均は何台?

自動車検査登録情報協会の統計によると、2024年時点での全国の世帯あたり自動車保有台数は平均1.0台。ただ、この数字だけ見てもあまり意味がなかったりする。

保有台数世帯割合
0台約35%
1台約38%
2台以上約27%

0台が3分の1以上いる、という事実がちょっと意外だったりする。「みんな車持ってる」は都市部以外の話で、東京や大阪の話をすると、0台世帯が過半数を超えるエリアもある。この平均1.0台という数字は、地方の「1人1台文化」と都市部の「車いらない文化」が混ざった結果として出てきた数字だ。

実生活に置き換えると、月2〜3万円の駐車場代・保険・維持費がかかる車を持つかどうかは、収入よりも「どこに住んでいるか」でほぼ決まってしまうってことになる。けっこう大きな話だと思う。

地域別でここまで差がある

都道府県世帯あたり保有台数(目安)
東京都約0.44台
大阪府約0.56台
全国平均約1.00台
長野県約1.62台
福井県約1.74台

東京の0.44台と福井の1.74台。同じ日本に住んでて、ほぼ4倍の差がある。

なぜここまで差が出るかというと、公共交通の密度と生活圏の広さがそのまま反映される。東京なら電車・バス・自転車でほぼどこでも行けるし、駐車場代は月3〜5万円になることもある。一方、地方の多くのエリアでは「駅まで15分」「コンビニまで車で10分」が普通で、車がないと生活そのものが成り立たない。

あ、話がずれたけど、結局「保有台数の多い少ない」はライフスタイルの良し悪しとは別の話で、「どこに住んでどう暮らしているか」の写し鏡みたいなものだったりする。

ライフステージで台数は変わる

20代都市部の単身だと車なしが普通で、地方移住・結婚・子どもが生まれると一気に台数が増える、というのが典型的な流れ。

子どもが小学生になった家庭では「1台じゃ送迎が回らない」という理由で2台目を購入するケースが多く、逆に子どもが独立した60代以降は「もう1台いらないよね」と減っていく。台数が一番増えるのは30〜50代の子育て世代で、地方在住なら2〜3台は珍しくない。

自分の世帯がどのランクか

この記事のランク分けは10段階で、SR以上に入れるのは上位20%くらいだったりする。意外なのは、都市部に住んでいて車なしの人がEやFに分類されるパターンが多いこと。「車を持たない合理的な選択」が数字上は下位になる、というのが診断結果として面白かったりする。

自分の数字を入れてみると、思ってた位置とけっこう変わる。

🎯 日本の世帯の自動車保有台数ランク診断

自動車保有台数を入力してください

台/世帯

「駐車場代で家賃払える人」とか「1台で回してるリアル」とか、友達のランクと比べてみるとわりとおもしろいことになると思う。

診断後の次の一手

0台だったとして、それは今の住環境での話でしかない。引っ越し・転勤・ライフスタイルの変化で、来年の答えはまったく違うかもしれない。

逆に3台以上持っていてCランク以上の人は、維持費の総額を一度計算してみるといい。年間50〜80万円規模になっているケースは多く、そのコストを別に回すという選択肢は意外と見えていなかったりする。

カーシェア・リースへの切り替えで固定費を下げる、という動きは2026年現在かなり現実的な選択肢になっている。月額定額で乗れるカーリースは、購入よりも初期費用が大幅に抑えられる。自分の世帯に合った使い方を一度整理してみる価値はある。


よくある質問

Q. 世帯あたりの保有台数の「平均」と「中央値」は違う?

統計上の平均(1.0台)と中央値はほぼ同じくらいになる。ただ、0台か1台かという二択に近い分布なので、「平均1台」という数字は「半分以上の世帯が1台前後」という読み方が正確だと思う。2台以上の世帯が引き上げているわけじゃなく、0台が引き下げている形の分布になっている。

Q. 車を持つべきか持たないべきか、どう判断すればいい?

これは住む場所と使用頻度で答えが変わる話で、一概には言えない。月に何回使うか、駐車場代はいくらか、公共交通で代替できるか、この3点を計算すると答えが出やすい。体感として、月10回未満の使用なら都市部ではカーシェアのほうがコスパがいいケースが多い。

Q. 車が1台もないE・Fランクから保有に踏み切るには何を確認すればいい?

購入金額より維持費の試算が先、というのが実態だったりする。車両本体よりも、駐車場・保険・車検・ガソリンを足した年間コストを出してみると、現実的かどうかの判断がしやすくなる。カーリースは月額が固定で試算しやすく、いきなり購入するより比較の起点として使いやすい。まず月々いくらになるか確認するだけで、動けるかどうかの判断がつく。


関連記事