「友達と連絡、最近とれてる?」って聞かれると、ちょっと答えに詰まる人、けっこういると思う。社会人になってから気づいたら疎遠になってた、引っ越しや転職でリセットされた、そういう経験は、自分だけじゃなかったりする。
統計を見ると、そのあたりの実態が少しリアルになる。
日本人が「連絡を取り合う友人」の平均は何人?
内閣府の社会意識に関する世論調査(2023年)によると、定期的に連絡を取り合っている友人の数は平均4.2人というのが実態だ。
正直、思ったより少ない気がした。「友達100人できるかな」どころじゃない。
| 友人数 | 割合(目安) |
|---|---|
| 0人 | 約7% |
| 1〜3人 | 約32% |
| 4〜6人 | 約34% |
| 7〜10人 | 約17% |
| 11人以上 | 約10% |
分布を見ると、4〜6人のゾーンに一番多くの人が集まっている。「仲のいい人を指で数えられる」くらいの規模感が、日本人の普通だったりする。
ここで面白いのは、1〜3人のゾーンが全体の3割以上を占めていること。「友達が少ない気がする」と感じている人が、実はマジョリティ側にいる。グラフで見ると、上位10%への壁がびっくりするくらい急勾配で、11人以上連絡を取り合っているのは1割しかいない。
あ、話がずれるけど——この数字は「SNSでフォローしてる人数」とは別の話だ。毎月でも、何かあったとき連絡が取れる関係の人数、というのが前提だったりする。フォロワーとは全然違う。
友人数が少なく見えるのには理由がある。日本では就職・転勤・結婚・出産というライフステージの変化が20代後半から30代にかけて集中する。そのたびに生活圏が変わり、ペースが合わなくなり、気づいたら疎遠になる——そのサイクルを経た結果が、この4.2人という数字の背景にある気がする。
「友人数」は人生ステージで動く
学生時代は毎日会っていたのに、社会人になった瞬間に連絡頻度が激減した経験はほぼ全員にあると思う。これは関係が壊れたわけじゃなくて、ただ構造が変わっただけだったりする。
| ライフステージ | 傾向 |
|---|---|
| 学生〜20代前半 | 交友関係のピーク期 |
| 20代後半〜30代 | 就職・転勤・結婚で分散 |
| 30代後半〜40代 | 子育て中心で縮小 |
| 40代以降 | 長年の関係が残る |
面白いのは、友人数が多い人より「少なくても深い関係が続いている人」のほうが生活満足度が高い傾向があること。数の話だけでは測れない部分が確実にある。
診断するとわかる、自分の「つながり力」のリアル
この記事の診断では10段階に分けてるんだけど、SR以上に入れるのは上位20%くらいだったりする。意外なのは、「自分はそこそこ友達いる」と思っていた人がNやCに入るパターンが多いこと。「連絡取れてる」の基準が人によってかなり違う、というのが診断してみると見えてくる。
自分の数字を入れてみると、思ってた位置がけっこう変わる。
🎯 日本人全体の連絡を取る友人数ランク診断
連絡を取る友人数を入力してください
このランク名、なんか人に言いたくなるやつじゃないかと思う。
診断後の「じゃあどうする?」
Dランクやそれ以下だったとして、それはまず「仕組みがなかった」だけの話だったりする。人間関係は放置すると自然に薄れる。意識的に動かないと、どんな関係も4.2人以下に収斂していく。
具体的に一手だけ動くなら、「月1で連絡する人を3人決める」がいちばん現実的だと思う。全員に均等に連絡しようとすると続かない。コアになる数人との連絡頻度を上げるだけで、体感はかなり変わる。
CやNランク帯だった人は、「久しぶり」の一言を送るハードルが一番のボトルネックだったりする。そこを超えるのに特別な理由はいらなくて、近況報告のLINEを1本送るだけで関係は動き出す。
SR以上の人は、今の友人関係を維持しながら新しいコミュニティとの接点を作る段階にある。社会人サークルや趣味の場、オンラインコミュニティなどで「同じ温度感の人と出会う場所」を意識的に持っておくと、友人数の底が上がる。
よくある質問
Q. 「連絡を取る友人数」の平均と中央値は違う?
平均は4.2人だが、分布の形から中央値は3〜4人程度になる可能性が高い。上位10%の「11人以上」層が平均を引き上げているため、「日本人の典型的な友人数」を知りたいなら中央値のほうが実態に近い気がする。内閣府の調査(2023年)では平均値が主に使われているが、「自分は少ない」と感じている人の多くは実はマジョリティ側にいる。
Q. 友人数は「多ければ多いほどいい」のか?
体感としては、数より「有事のときに連絡できるか」のほうが重要だったりする。100人のフォロワーより、深夜に電話できる1人のほうが精神的な安定感は高い。研究でも、友人の数より「質の高い関係の有無」のほうが幸福感との相関が強いとされている。LEGENDを目指す前に、今いる数人の関係を深めるほうがコスパがいい。
Q. Dランク以下から友人関係を増やすには?
いきなり「友達を増やす」より「今いる関係を戻す」ほうが早い。まず疎遠になった人に「最近どう?」の一言を送るところから始める。新しいつながりを作りたいなら、社会人向けのコミュニティや趣味の場に出てみるのが現実的だ。オンラインでも、同じ趣味や関心を持つコミュニティは探せばすぐ見つかる。試してみる価値はある。
