友人が「8人いれば平均」らしい。これを聞いたとき、正直ちょっと動揺した。8人って、多い?少ない?そもそも「友人」の定義が全員バラバラな中で、この数字が日本人の平均というのが、なんか妙にリアルで怖い。

数字で見ると、もう少し解像度が上がる。

日本人の友人数、実態はどうなってる?

NHK放送文化研究所の日本人の意識調査(2023年)によると、日本人の平均友人数は8.5人。ただし、この「平均」がくせ者だったりする。

友人数割合(目安)
0〜3人約25%
4〜10人約40%
11〜20人約20%
21人以上約15%

データを見て思うのは、分布がかなり右に偏ってるということ。0〜3人という層が全体の4分の1もいる一方で、21人以上の「友人が多い人」が引き上げて平均を8.5人に押し上げてる。中央値で言うと、おそらく6〜7人くらいがリアルな「真ん中」だと思う。

つまり「俺8人以上いるから平均以上」と安心しようとしたら、実はかなり上位に近い話だったりする。この逆転感がちょっとしんどい。

「なぜ友人数がここまで開くか」という理由は、ライフステージの変化が大きい。20代の就職・転勤・上京で物理的な距離ができ、30代に入ると子育てや仕事量の変化でそもそも会う機会が減る。一方でコミュニティに積極的な人は学生時代の縁・職場・趣味の3軸を持ち続けるから、気づけば20人超えだったりする。この二極化がそのまま分布に出てる。

友人数と「つながりの質」は別の話

あ、話がずれるけど。

友人数が多いことと、孤独感が低いことは必ずしも一致しない。連絡先が100人あっても「本当に困ったとき電話できる人が0人」というケースは、わりとある。NHKの同調査でも、友人数と「孤独を感じる頻度」の相関はそこまで強くない、という傾向が出ていたりする。

それはともかく、数として自分がどこに位置するかを知っておくことには、それなりの意味がある。

自分の友人数、平均と比べてどこ?

診断では10段階に分けてるんだけど、「リアル日本人の等身大(N)」に収まる人と、「飲み会の幹事が回ってくる(R)」あたりに入れる人の境目が、実はそんなに大きくなかったりする。SR以上に入れるのは上位15〜20%くらいの話。

意外なのは、自分では「友達多い方かも」と思ってた人がNかCに落ちるパターンが多いこと。「なんとなく顔は広い」と「実際につながっている人数」は、数字にすると全然違う結果になることがある。

自分がどこに位置するか、数字を入れると一瞬でわかる。

🎯 日本人全体の友人数ランク診断

友人数を入力してください

このランク名、なんか人に言いたくなるやつじゃないかと思う。

診断後の「じゃあどうする?」

Dランク以下だったとして、それは今の環境や習慣の話でしかない。友人数は固定値じゃなくて、動ける。

ただ「友達を増やそう」という根性論はほぼ機能しない。社会人になってから友人が増えた人を観察すると、共通するのは「場に定期的に出続けてること」だったりする。趣味のコミュニティ、勉強会、スポーツのチームなど、属性が近い人と定期的に会える場所を1つ持っている人は、意識しなくても人間関係が少しずつ更新されていく。

逆にSR以上だった人は、今の関係をどう維持するか・深めるかが次のテーマになってくる。広さより密度、という話が出てくる年代でもある。

自分のランクを起点に「なぜ今の数なのか」を一度整理してみると、思ってた以上に行動に落ちやすかったりする。

よくある質問

Q. 平均8.5人と中央値はどう違う?

中央値はおそらく6〜7人程度と考えられる。NHKの調査では友人数が0〜3人という層がかなり多く、一方で20人以上持つ層が平均を引き上げているため、平均値と中央値の間にズレが生じやすい。実態として「多数派の日本人」の友人数は、8.5人より少し下、6〜7人あたりに集まってる気がする。平均だけ見ると「自分は少ない」と思いがちだけど、中央値で比べると意外とそうでもなかったりする。

Q. 年代によって友人数は変わる?

かなり変わる。20代前半は学生時代の縁が残っていて多い傾向があるけど、就職・転勤・結婚などのイベントで物理的な距離ができる30代に向けて、友人数は一度減ることが多い。ただし40代以降は趣味や地域コミュニティで再び増えるケースもある。「今少ない」がずっと続くわけじゃないというのは、体感的にも合ってる話だと思う。

Q. Dランクから友人数を増やすには何をすればいい?

「積極的に連絡を取ろう」という意志だけでは続かない、というのが正直なところだったりする。効いたのは「場に定期的に出ること」で、週1〜月1で顔を出せるコミュニティを1つ見つけるだけで、1年後の人間関係がわりと変わる。オンライン・オフライン問わず、趣味・勉強・スポーツ系のコミュニティは今かなり探しやすい状況にある。まず1つ試してみるといい。