「最近ちゃんと眠れてるかな」——そう思いながら今日も睡眠不足で出社している人は多い。でも「ちゃんと」の基準が何時間かを知っている人は少ない。

30代の平均睡眠時間は「7時間18分」

総務省の令和3年社会生活基本調査によると、30代の平均睡眠時間は 7時間18分(約7.3時間)、標準偏差は約1.1時間だ。

睡眠時間割合(概算)
6時間未満約18%
6〜7時間約28%
7〜8時間約32%
8〜9時間約16%
9時間以上約6%

6時間未満で寝ている人が約2割いる。慢性的な睡眠不足が「普通」になってしまっている人が一定数いることがわかる。

「6時間で十分」は錯覚だ

よく聞く「俺は6時間でも全然大丈夫」——これは科学的に否定されている。

ペンシルバニア大学の研究によると、6時間睡眠を2週間続けると、2日間徹夜したのと同じくらいの認知機能低下が起きる。しかも本人はそれを自覚しにくい。

「慣れた」のではなく、「低下した状態が標準になっただけ」だ。

睡眠時間と年収の意外な関係

面白いデータがある。年収が高い人ほど睡眠時間が長い傾向がある(一部調査)。

「忙しいから眠れない」という因果関係より、 **「よく眠れているから生産性が高く年収が上がる」**という逆の因果関係が成立しているケースも多い。

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時間

30代が睡眠の質を上げる3つの方法

①就寝時間を固定する:起床時間を固定し、そこから逆算して就寝時間を決める。週末の寝だめは体内時計を狂わせる。

②スマホを寝室に持ち込まない:ブルーライトよりも「コンテンツの刺激」が睡眠の大敵。布団に入ってからSNSをスクロールするのをやめるだけで変わる。

③室温を18〜20℃に保つ:体温が下がることで眠気が来る。暑い部屋では深い睡眠に入れない。