「自分、そろそろ家を買う年齢なんだろうか」と、ふと思ったことがある人と、「まだ全然早い」と思ってる人で、実際の購入年齢ってどっちに近いんだろう。
国土交通省のデータを見ると、日本人のマイホーム購入平均年齢は39歳というのが実態だったりする。
日本人のマイホーム購入年齢、実際どのくらい?
令和4年度の国土交通省「住宅市場動向調査」によると、注文住宅・分譲住宅・中古住宅を含めた全体の購入世帯主の平均年齢は約39歳。思ったより遅いな、という感想と、思ったより早いな、という感想が同時に出てくる数字だと思う。
分布で見ると、こんな感じになっている。
| 年齢帯 | 購入割合(目安) |
|---|---|
| 29歳以下 | 約10% |
| 30〜34歳 | 約20% |
| 35〜39歳 | 約22% |
| 40〜44歳 | 約18% |
| 45〜49歳 | 約13% |
| 50歳以上 | 約17% |
30代がまるっと全体の4割以上を占めている。「30代で買う」というのは、感覚じゃなくてデータ上も多数派のゾーンだったりする。
この数字、グラフで見ると35〜39歳のところで一つ山があって、そこから50代に向けてなだらかに続く。「20代で買う人はかなり少数」「40代後半以降にも一定数いる」というのが実態で、平均の39歳というのは分布の中心付近にきれいに収まっている。
ただ、平均だけで見ると見えてこないことがあって、住宅の種類によって年齢分布がかなり違う。新築の注文住宅は平均が少し若め、中古物件や建て替えになると平均年齢が上がる傾向がある。「新築か中古か」で自分の位置が変わってくるのが、この数字の少し面白いところだと思う。
なぜ39歳が平均になるのか
これ、実生活に置き換えるとわりと納得感がある。
結婚が平均で30代前半、子どもが生まれて「そろそろ広い家に」となるのが30代半ば。それにローンの審査を考えると、返済期間が長く取れる30代後半が「動きやすいタイミング」として収斂してくる。あ、話が少しずれたけど、要するに「人生の積み重ねが39歳に結びついている」という構造がある。
金利・収入・家族構成・頭金という4つの変数が全部揃うのに時間がかかる、というのが実態なんだと思う。
自分は早い?遅い?ライフステージで見る購入タイミング
購入年齢の「良し悪し」は一概には言えないけど、ライフステージとの相性は確かにある。
| ライフステージ | 購入タイミングの特徴 |
|---|---|
| 20代 | ローン期間が長く取れる。収入が低い時期でもある |
| 30代前半 | 収入が上がり始め、結婚・出産と重なりやすい |
| 30代後半(平均) | 頭金が貯まり、家族構成も固まってくる |
| 40代 | 収入は安定するが、ローン完済が定年後にかかる |
| 50代以上 | 中古・建て替えが多くなる。現金比率が上がる |
「早く買えばいい」わけでも「遅くなるほど不利」でもなく、収入と家族の状況が合ったタイミングが正解、というのがデータを見た感想だったりする。
診断では10段階に分けてるんだけど、SR以上に入れるのは購入年齢が34歳以下のゾーンになる。LEGENDは29歳以下で、上位10%の話。意外なのは「まだ早いかな」と思って迷ってた層が、実際に診断するとCかDに入るパターンが多いこと。
自分がどこに位置するか、数字を入れると一瞬でわかる。
🎯 日本人のマイホーム購入年齢ランク診断
マイホーム購入年齢を入力してください
このランク名、なんか人に言いたくなるやつじゃないかと思う。
診断後の次の一手
Dランクだったとして、それは「遅い」という話じゃなくて「今が動きどき」というサインに近い。40代に入るとローン完済が65歳を超えはじめ、審査の条件が少しずつ変わってくる。
まず知るだけでいい、という段階なら、住宅購入の相談窓口に一度行ってみるのが現実的な一歩だと思う。無料のファイナンシャルプランナー相談を使うと、今の収入・貯蓄から「いくらの物件が現実的か」が数字で出てくる。感覚だけで「まだ早い」「もう遅い」と考えてるより、一回整理してみる価値はある。
SR以上だったなら、購入タイミングとしては選択肢が広い状況にいる。新築か中古か、どのエリアか、という判断軸を整理するのが次のステップになってくる。物件サイトで条件を入れてみると、今の相場感が一気にリアルになる。
よくある質問
Q. マイホーム購入の平均年齢と中央値は違う?
令和4年度の国土交通省調査では平均が約39歳で、中央値も37〜38歳前後と推定される。平均と中央値がほぼ重なる分布なので、「自分の周りと比べてどうか」という感覚とデータがわりとリンクしやすい。ただし新築か中古かで数年単位でずれてくる、というのが実態だったりする。
Q. 新築と中古で購入年齢はどのくらい違う?
同じ調査で見ると、新築の注文住宅は購入者の平均年齢が少し若く30代前半〜半ばに集中する傾向がある。中古住宅や建て替えは40代以降の割合が高い。「新築に住みたい」なら早めに動くほど選択肢が広がる一方、「コスパ重視で中古をリノベ」なら40代でも十分戦えるゾーンだと思う。
Q. Dランクだったけど、購入年齢を早めるには何から始めればいい?
現実的には「頭金をいくら用意できるか」と「今の収入でいくら借りられるか」の2つを把握するのが先決になる。感覚でざっくり計算しても、実際の審査では別の数字が出ることがけっこうある。住宅ローンのシミュレーターや、無料のFP相談を使って一度数字を出してみると、「あと何年でどのくらい貯めれば動けるか」が見えてくる。そこから逆算して動くのが、一番遠回りしない方法だと思う。
