「ゲームやりすぎかな」と思ったことはあるか。でも周りに正直に時間を聞ける人はほとんどいない。データで見ると、自分が「廃人」なのか「普通」なのか、意外とはっきりわかる。

日本人のゲーム時間の分布

総務省の社会生活基本調査(ゲームを実施している人の平均)によると、1日のゲーム時間の分布は以下の通り。

1日のゲーム時間割合
ゲームをしない約55%
30分未満約12%
30分〜1時間約13%
1〜2時間約10%
2〜3時間約5%
3時間以上約5%

日本人の過半数はそもそもゲームをしない。逆に言えば、毎日1時間以上ゲームをしている人は全体の上位20%以内に入るゲーマーだ。

「ゲーマー平均」は1.0時間——でも年代で全然違う

ゲームをする人だけに絞った平均は約1.0時間/日だが、年代間の差が大きい。

年代平均ゲーム時間(ゲーム実施者)
10〜20代約2.2時間/日
30〜40代約1.1時間/日
50代以上約0.6時間/日

10〜20代が圧倒的に多く、仕事・育児が本格化する30〜40代で時間が半減する。社会人になった瞬間にゲーム時間が物理的に削られるのがデータに表れている。

ゲーム時間が多い人の「自覚なき問題」

1日3時間以上のゲームは上位5%の「ガチ層」だ。この層には2パターンある。

  • コントロールできている層:ゲームを趣味として楽しみ、仕事・睡眠・人間関係に支障がない
  • コントロールできていない層:「やめようと思ってもやめられない」「他のことへの関心が薄れてきた」状態

後者は睡眠時間・仕事のパフォーマンス・人間関係の3つに影響が出始めたタイミングが危険サインだ。 時間量より「コントロール感があるか」の方が重要な指標だ。

ゲームをしない55%の「もったいなさ」

逆説的だが、ゲームをまったくしない層には「趣味の充実」という観点で機会損失がある面もある。

近年のゲームは語彙力・空間認識・チームコミュニケーション・英語に触れる機会としても機能する。週末に数時間遊ぶ程度なら、十分な余暇活動として機能する。

🎯 日本人全体の1日のゲーム時間ランク診断

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時間

診断後の次の一手

廃人ランクだった人は、 ゲーム時間の「コントロール感」を確認してみよう。睡眠が削られていないか、仕事や人間関係への影響が出ていないかを一度振り返るだけでいい。

ゲームをほぼしない層は、 「暇つぶし」ではなく「楽しめる趣味」として試してみる価値がある。最近のスマホゲームやインディーゲームは短時間でも完結するコンテンツが多く、ハードルは以前より格段に下がっている。

どちらにしても、「時間を使うこと」に意識的であるかどうかが、生活の満足度に一番影響する。