TOEIC公開テストを受けた日本人の平均スコア、580点らしい。これ、「受けた人」の平均だ。英語に自信があって、お金払って、試験会場まで足を運んだ人たちの平均が、580点という現実がある。

実際のデータを見ると、この数字はもう少し複雑な顔をしている。

TOEICスコアの分布はどうなっている?

IIBCが公表している2023年のデータによると、TOEIC L&R公開テストの平均スコアは581点。標準偏差が約180点ほどあって、かなりばらつきが大きい。

スコア帯目安受験者の割合
860〜990ビジネス上級約12%
730〜855ビジネス実用約21%
550〜725平均前後約30%
350〜545平均以下約25%
〜345入門〜初級約12%

このデータは2023年調査のもの。

手取りの話と少し似ていて、「580点」は英語学習に意識的な人が集まった結果の数字だ。英語が苦手で最初から逃げてる人は、そもそもこの集団に入っていない。つまりこの580点は、すでにかなりフィルタリングされた「わりとやる気ある人たちの平均」ってことになる。それでも半分は580点以下というのが、正直しんどい数字だと思う。

「平均超え」の壁は意外と高い

730点を超えると、受験者の中で上位30%ちょっとに入る。ビジネス英語で「なんとか使える」とされる目安がだいたいこのあたりで、転職市場でもひとつのボーダーになっていることが多い。

ただ、受験者の中でも3人に1人しか730点以上に届いていない。900点以上になると一気に10%ちょっとだ。英語を仕事で使えるレベルまで引き上げるのは、地道な積み重ねが必要なんだなと実感する数字だと思う。

あ、ちょっと話がずれるけど、EFの世界英語力ランキングで日本は100位前後をうろうろしている。TOEIC受験者だけで見ると「日本人もそこそこやれてる感」があるんだけど、国民全体で見ると話がまるで変わってくる。受験者バイアスってかなりデカいんだよな、と思った。

で、本題に戻ると。診断では10段階に分けていて、SR以上の「英語を武器にした」ゾーンに入れるのは上位15%くらいだったりする。「外資でも通用する」はもうそこから先の話で、かなり厳しい。意外なのは、「自分は平均よりはいける」と思っていた層がCの「読めるが話せない」あたりに落ちるパターンがけっこう多いこと。実際に数字を入れてみると、思ってた自分の位置がかなり変わる。

どのランクに出るか、まず確認してみるといい。

🎯 TOEIC受験者のTOEICスコアランク診断

TOEICスコアを入力してください

このランク名、なんか人に言いたくなるやつじゃないかと思う。

診断してみて、Cより下だったなら

「読めるが話せない」「英語で固まる人」あたりに出た人、このゾーンけっこう多い。日本の英語教育が読解中心だったせいで、そういう層が一番厚かったりする。

問題は、このスコアのまま転職や社内異動で英語を求められる場面が来たとき、どう立ち回るかだと思う。英語ができるかどうかで候補に入るかどうかが変わる職種は確実に増えてきていて、「いつかやろう」で置いといた英語が足を引っ張るパターンは現実に起きている。

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よくある質問

TOEIC580点は日本人の中で平均?

受験者の中では平均値ど真ん中の数字になる。ただしこれは「受けた人の平均」で、IIBC 2023年データによると公開テスト受験者の平均は581点。実態としては、英語に関心のない層を含めた日本人全体で見ると、580点は上位3〜4割に入ってくるくらいの位置にある気がする。

730点と600点、どっちを目指すべき?

転職や昇進を意識してるなら730点の方が現実的に意味がある。多くの企業のTOEICボーダーが700〜730点帯に設定されていて、600点は「勉強してます」のアピールにはなるけど、スコアで差をつけられる数字じゃない。英語を武器にしたいなら、600で止まるより730を目指した方がコスパはいいと思う。

NランクからRランクに上がるには何をすればいい?

リスニングを先に上げると効率がいい。TOEICはリスニングが全体の半分を占めていて、しかも得点しやすい。毎日30分のシャドーイングを2〜3ヶ月続けると、感覚的には100点前後変わることが多い。スタディサプリENGLISHはTOEICの出題傾向に特化した練習ができるので、スコアを上げるための入口として使いやすい。まず無料体験から始めてみるといい。

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