仕送りが多い友達と、少ない自分。どっちが「普通」なのか、正直わからなかったりする。
全国大学生活協同組合連合会の2024年調査を見ると、その「普通」がちょっと複雑な顔をしている。
大学生の月間仕送り額、実際どのくらい?
全国大学生活協同組合連合会「第61回学生の消費生活実態調査」(2024年)によると、仕送りをもらっている大学生の月平均は7.7万円。ただ、これは「仕送りをもらっている学生だけ」の平均で、自宅生や仕送りゼロの学生を含めると全体平均はもっと下がる。
| 仕送り額(月) | 割合(目安) |
|---|---|
| 10万円以上 | 約20% |
| 7〜10万円未満 | 約25% |
| 5〜7万円未満 | 約22% |
| 3〜5万円未満 | 約18% |
| 3万円未満・仕送りなし | 約15% |
ここで地味にしんどいのが、7.7万円という数字は「全員が平均的にもらえてる」わけじゃない、という現実だったりする。分布を見ると上位に引っ張られていて、実際には5〜7万円台に一番多く集まってる感じがある。「平均より少ない自分は恵まれてないのか」と感じてる人の多くは、実は分布のど真ん中にいる。
仕送り額が高いのは東京・大阪など都市部の学生で、地方国立に進んだ学生との差は月2〜3万円になることも多い。家賃の相場がそのまま仕送り額に反映されてる、というのが実態だったりする。
「7.7万円」が示す生活のリアル
東京の家賃が6〜7万円だとすると、7.7万円の仕送りでは家賃を払ったら残り1万円くらいになる計算になる。
正直、これはかなりしんどい数字だと思う。
食費・光熱費・通信費を足したら確実に赤字で、バイトなしでは成立しない。「平均の仕送りをもらってる学生」がバイトをしてるのは当然で、平均を超えてくる10万円台の学生でようやく「バイトしなくても一応暮らせる」という感覚に近づく。
あ、話がずれたけど、要は「7.7万円」という平均は決して「ゆとりある額」じゃなくて、「生活の最低ラインに近い現実」を示してる数字だったりする。
そのうえで診断ランクを確認すると、自分の位置がちょっとリアルに見えてくる。
自分の仕送り額、全国で何ランク?
診断では10段階に分けていて、SRに入れるのは仕送りをもらってる学生の上位20%くらいの話になる。意外なのは、「自分はだいたい平均くらいもらってる」と思ってた人がNかCに出るケースが多いこと。感覚と数字のズレが、試してみると結構わかる。
自分がどのランクに出るか、月の仕送り額を入れてみるといい。
🎯 大学生の月間仕送り額ランク診断
月間仕送り額を入力してください
このランク名、なんか友達に送りたくなるやつじゃないかと思う。
診断結果別、次の一手
NかCだったとして、それは今の生活が「普通かちょっと下」にいるってことでしかない。バイトで補填するのが今の正解なのは分かってるけど、どこで稼ぐかで時間の使い方がけっこう変わる。時給の高い単発バイトや、スキル系のアルバイト(Webデザイン・ライティングなど)を一本入れると、同じ時間で手取りが変わってくることがある。
DかEだったなら、家賃の見直しが最初の一手になると思う。毎月末に残高が泣いてる状態は、仕送りを増やしてもらうより先に固定費を落とす方が即効性がある。学生向けの家賃補助がある物件や、大学の学生寮を調べてみる価値はある。
SRかUR以上だったなら、余剰分を運用に回す視点が出てくる。学生のうちにNISA口座を開いて積み立てを始めておくと、社会人になったときに差がつく。楽天証券やSBI証券は口座開設が無料で、積み立て額も月1000円から始められる。
よくある質問
Q. 大学生の仕送り額の「平均」と「中央値」はどう違う?
全国大学生活協同組合連合会の調査では平均が7.7万円とされているが、中央値はそれより低い可能性が高い。仕送りが10万円以上の高額層が平均を押し上げる構造になっていて、「平均以下の自分は少数派」ではなく、実際には多数派だったりする。平均だけ見て落ち込むより、分布で自分の位置を確認する方が現実に近い。
Q. バイトと仕送り、どちらを優先して生活費の計算をすればいい?
基本的に固定費(家賃・光熱費・通信費)を仕送りでカバーして、変動費(食費・娯楽費)をバイトで補う設計が崩れにくい。バイト収入を固定費にあてるスタイルは、バイトが減ったとき即座に詰む。仕送り額が家賃以下の場合は、まず住居コストを見直すのが先になる。
Q. 仕送りが少ない状態から生活を安定させるには何から手をつければいい?
毎月の収支を記録するだけで、無意識の出費が見えてくることが多い。「なんとなく足りない」状態と「何が原因で足りないか」が分かってる状態では、対処の速さが全然違う。家計管理アプリで1ヶ月だけ記録してみると、削れる固定費が一つは見つかることが多い。その後のステップとして、時給の高いバイト探しや学生向け奨学金の追加申請が現実的な選択肢になってくる。
