服への出費、友達と話すと「え、そんなに使うの?」「え、そんなに少ないの?」で毎回認識がずれる。総務省の家計調査を引くと、この"ずれ"が数字で見えてきて、ちょっと面白いことになっている。
実際のデータを見ると、分布のかたちがちょっと意外だったりする。
日本人の衣料品年間支出はいくら?
総務省の家計調査(令和5年)によると、日本人1世帯あたりの衣料品関連の年間支出は平均で約9万円。月に直すと7,500円くらいの計算になる。
正直、「思ったより少ない」と感じた人のほうが多いんじゃないかと思う。SNSを見てると毎週なにか買ってる人ばかりが目に入るから、感覚がズレやすい。でも統計で見ると、月8,000円未満に収まってる世帯がかなりの割合を占めていたりする。
| 年間支出の目安 | 月換算 | 割合(目安) |
|---|---|---|
| 3万円未満 | 月2,500円未満 | 約15% |
| 3〜6万円 | 月2,500〜5,000円 | 約25% |
| 6〜10万円 | 月5,000〜8,000円 | 約30% |
| 10〜15万円 | 月8,000〜12,500円 | 約20% |
| 15万円以上 | 月12,500円以上 | 約10% |
※総務省 家計調査 令和5年をもとにした概算分布
グラフで見ると、6〜10万円帯に最も人が集まっていて、そこから上への壁がじわじわと急になっていく。「自分はそこそこ使ってる」と思ってた層が、数字にするとN〜Cに落ち着くケースが体感的にかなり多い。
この数字が示すリアル
9万円というのはあくまで「世帯平均」なので、単身か家族持ちかで中身がかなり変わってくる。単身20代なら全額を自分の服に使える。一方、子育て中の世帯なら子ども分の衣料費も含まれるから、自分の服に回る金額はもっと少なかったりする。同じ「9万円の世帯」でも、生活の中身は全然違う。
あ、話がそれたけど——要するに「平均9万円」を自分と比べるときは、自分の生活状況に当てはめて読むといい。
地域と年代でこんなに違う
これが正直、一番驚いた部分だったりする。
地域別で見ると、都市部(特に関東・近畿)の支出が高く、地方は全体的に抑えめになる傾向がある。ただこれ、単純に「都会の人がおしゃれ好き」じゃなくて、近くにショッピングモールや路面店があるかどうか、というアクセスの問題が大きいと思う。ECが普及してその差は縮まってきてるけど、まだ完全には埋まっていない。
| 地域別傾向 | 年間支出(目安) |
|---|---|
| 関東・近畿 | 10〜11万円台 |
| 全国平均 | 約9万円 |
| 地方(東北・四国等) | 7〜8万円台 |
年代別では、20〜30代の単身層が月1万円前後と比較的高め。40代以降は子育てコストとの兼ね合いで変動が大きく、60代以降は再び落ち着く傾向がある。ライフステージで服への出費の優先順位が変わるのは、統計を見るとはっきりわかる。
自分はどのランクに出るか
診断は10段階あって、SR以上になれると年間支出が上位15%くらいの話になってくる。
意外だったのは、「自分は服にそこそこ使ってる」と思ってた人が、実際に数字を入れるとN〜Cに出るケースが多いこと。感覚と統計の差がここで一気に可視化される。
実際に数字を入れてみると、思ってた自分の位置がけっこう変わる。
🎯 日本人全体の衣料品年間支出ランク診断
衣料品年間支出を入力してください
このランク名、なんか人に言いたくなるやつじゃないかと思う。
診断後の「次の一手」
Dランク以下だったとして、それは「服に関心がない」か「予算が回ってない」かのどちらかだったりする。
関心はあるのに予算が追いついてないなら、買い方の順番を変えるだけで変わる可能性がある。シーズンごとに買い足すより、「今シーズン買うものリスト」を先に決めてからショッピングに行くほうが、同じ予算でも満足度が上がる。ZOZOやメルカリの活用と組み合わせると、実質的な出費を抑えながら着るものの幅が広がることが多い。
NランクやRランクなら、今の予算配分が自分のスタイルに合ってるかどうかを確認するタイミングだと思う。毎年同じシーズンに同じ量買ってるなら、定番アイテムへの集中投資に切り替えると長期コスパが上がることがある。
SRやUR以上なら、服への投資が既に習慣化してる段階だから、次は「どこで買うか」の最適化が効いてくる。セレクトショップの会員プログラムや、ブランド公式アプリの先行セール情報を使い分けると、同じ予算でも手に入るものが変わってくる。
よくある質問
Q. 衣料品の「平均9万円」と「中央値」はどう違う?
平均は極端に高い人の影響を受けて上がりやすいから、「自分が多数派の中でどこにいるか」を知りたいなら中央値のほうが参考になる。家計調査での衣料品支出の中央値は平均よりやや低い7〜8万円台になる傾向がある。体感的には「月5,000〜6,000円くらいが一番多い人の水準」という感じに近いかもしれない。
Q. 服への支出は増やすべき?減らすべき?
どっちが正解かは生活全体のバランス次第だったりする。服に使うお金を増やしたいなら、食費や通信費など固定費から見直す余地があるかを先に確認するといい。逆に減らしたい場合は「1シーズンに買う点数の上限を決める」だけで自然に下がる。支出額より「納得感があるかどうか」のほうが長続きする判断軸になると思う。
Q. Dランクの衣料品支出を増やすには何から変えればいい?
「何を買うか」より「どう管理するか」が先だったりする。まず手持ちの服を全部出して、着てないものを把握するだけで次に何が必要かが見えてくる。メルカリで着ない服を売って、その金額を新しいもの購入の予算にするサイクルを作ると、支出を大きく増やさずに入れ替えができる。ファッション系のECアプリのお気に入り機能でセール通知を受け取る設定にしておくと、タイミングを逃しにくくなる。
