20代と50代で、国内旅行の回数が2倍近く違う。それだけじゃなくて、住んでいる地域でも「旅行へのアクセス感覚」がかなり違うんだよなと思う。

統計を見ると、そのあたりの実態がもう少しリアルになる。

日本人の年間国内旅行回数、実際どのくらい?

観光庁の「旅行・観光消費動向調査 2024年」によると、日本人一人あたりの年間国内旅行回数は平均約1.5回。JTBの2026年旅行動向見通しでも、国内旅行者数の回復傾向は続いているものの、一人あたりの旅行回数はコロナ前の水準にまだ戻りきっていない、という指摘がある。

年間旅行回数割合(目安)
0回約35%
1〜2回約38%
3〜5回約20%
6回以上約7%

これ見て正直ちょっと驚いた。3人に1人以上が「年に一度も国内旅行しない」という実態がある。平均1.5回というのは、「毎年必ず1〜2回行く層」と「まったく行かない層」が混ざった数字だったりする。

グラフで見ると、0回から1回への壁がものすごく急勾配で、そこを超えると一気に分布が広がる形になっている。「行く人は複数回行く、行かない人は全く行かない」という二極化がくっきり出てる数字だな、というのが率直な感想。

年代・地域でこんなに差がある

あ、話がずれたけど、平均1.5回だけ見ててもあまり意味がなかったりするのが、このテーマの面白いところ。

年代年間旅行回数(平均)
20代約1.2回
30代約1.1回
40代約1.3回
50代約1.8回
60代以上約2.1回

20代・30代が意外と少ない。「若いから旅行してそう」というイメージがあるけど、実態は違う。お金の余裕と時間の余裕が同時に揃うのが50代以降、というのが数字に出ている気がする。

地域差もある。都市部に住んでいると「旅行=移動コストが高い」という心理的ハードルが低めで、地方在住だと「近くに観光地がある」ぶん日帰りを旅行にカウントしないケースが多い。同じ「旅行1回」でも、東京から新幹線で行く旅行と、地方から車で1時間の温泉とでは、コストも感覚もかなり違う。

30代は特に、子育てや住宅ローンのタイミングと重なって旅行頻度が落ちやすい時期だったりする。「行きたいのに行けない」層が一番多い年代かもしれない。

この数字で自分の位置を確認してみると

診断では10段階に分けてるんだけど、SR以上に入れるのは年3回以上旅行している層で、全体の上位15%くらいだったりする。LEGENDはもう「旅が仕事か趣味の本職」という別次元。

意外なのは、「自分はわりと旅行してる方だと思ってた」という人がN〜Cに落ちるパターンが多いこと。「去年は確か1回か2回行ったな」というのが、実はリアル平均のど真ん中だったりする。

自分がどの位置にいるか、回数を入れると一瞬でわかる。

🎯 日本人全体の年間国内旅行回数ランク診断

年間国内旅行回数を入力してください

「このランク名、なんか人に言いたくなるやつじゃないかと思う。」

診断結果を受けて、次に何をするか

Dランク・Eランクだったとしても、「旅行できていない理由」は人によってかなり違う。お金の問題なのか、時間の問題なのか、そもそも計画が面倒なのかで、対策が変わってくる。

C〜Nランクの「行けたら行くスタンス」の人は、旅費の積み立て方を少し変えるだけで旅行頻度が変わる可能性がある。旅行積み立てや旅行専用のポイント活用を仕組み化しておくと、「気づいたら行けてた」という状態が作りやすくなる。

SR以上の旅行好きなら、次は宿泊クオリティや移動効率の話になってくる。ホテルの会員プログラムやクレジットカードの旅行特典を使いこなせてるかどうかで、同じ旅行費用でも体験の密度がかなり変わる。

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よくある質問

Q. 年間旅行回数の「平均」と「中央値」って何が違う?

平均は全員の回数を足して人数で割った値で、中央値は回数を並べたときの真ん中の値。旅行回数のように「0回の人が多くて、一部の人がたくさん行く」という分布の場合、中央値は1回を下回る可能性が高い。平均1.5回という数字は、頻繁に旅行する層に引っ張られて高めに出ている、というのが実態だったりする。

Q. 30代の旅行回数が少ないのは一時的なもの?

データを見ると、30代は一時的な落ち込みで、40代以降は回復傾向にある。子育てや住宅購入が落ち着いて可処分所得と時間の余裕が戻ると、旅行頻度も上がっていく傾向がある。「今は仕方ない」と割り切る根拠がある年代だと思う。

Q. 旅行回数を増やすには何から手をつければいい?

計画の手間を減らすことが一番効いた、というのが体感的にある。「いつか行こう」は99%実行されないので、「先に日程だけ決めてしまう」という順番に変えると動きやすくなる。旅行費用を毎月少額ずつ積み立てる仕組みを作っておくと、「お金が貯まったら行こう」という判断コストが消えて、結果的に旅行頻度が上がる。旅行特典が手厚いクレジットカードや積み立てサービスを一つ持っておくと、その仕組みが作りやすくなる。

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