日本人の投資保有額の平均は127万円らしい。一見、けっこういい数字に見える。でもこの127万円、ベースに投資を一切してない人が4割以上含まれてるというのが実態だったりする。
日本人の投資保有額、実際の分布はこう
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」(2023年調査)をもとに分布を整理するとこうなる。
| 投資保有額 | 割合(概算) |
|---|---|
| 0円(投資なし) | 約43% |
| 1〜100万円未満 | 約18% |
| 100〜300万円未満 | 約14% |
| 300〜500万円未満 | 約8% |
| 500〜1000万円未満 | 約9% |
| 1000万円以上 | 約8% |
4割以上が「ゼロ」というのが、まずしんどい数字だと思う。
そして1000万円以上の層が8%いて、この人たちが平均を引き上げてる構図。平均127万円は全員ひっくるめた結果であって、「普通の日本人が127万円持ってる」という話じゃない。中央値で見れば、おそらく数十万円のレンジまで落ちてくる。
2023年時点のデータなので、新NISA開始(2024年1月)後の変化はまだ反映されていない。制度が変わって口座開設数が急増したタイミングなので、2025年以降の調査では分布がどう動くか、わりと気になってる。
「そこそこやってる」は、思ったより少数派
正直、俺ら世代だと「NISAくらいはやってる人多いよね」という感覚がある。
でも実際の数字で見ると、投資資産が100万円以上ある人は全体の約4割弱。300万円超えは4人に1人くらいしかいない。「月1万円の積み立てをしてるだけ」でも、けっこう上位に入ってたりするのが現実。
あ、話がずれたけど、言いたいのは「投資してるかゼロか」の二択で見ると、まだゼロの人が多数派ってこと。
診断では10段階に分けてる。「NISA+iDeCo両刀使い」のSRランク以上に入れるのは上位20%くらいで、「配当だけで暮らせる民」のLEGENDはほぼ別次元の話。意外と多いのが「口座だけ作った人」のCランクで、新NISAで口座開設だけして止まってる層がここに集まってる感じがする。試してみると、たぶん自分の予想とズレてることに気づく。
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Fランク「タンス預金派」やEランク「全額定期預金民」だったとして、それは今の状況の話でしかない。インフレが続く局面では、現金のまま置いておくことが実質的な資産減少になってたりする。
まず「積み立てが自動で動いてる」状態まで持っていくだけで、分布上の位置はかなり変わる。月5000円でも積み立てNISAを動かし始めるだけで、Nランクには到達できる。
一方、RやSR以上だった場合は積み立て額の見直しや銘柄の最適化が次のステップになる。今の配置が適切かどうか、一度整理してみるといい。
よくある質問
Q. 投資保有額の平均と中央値、どっちを見ればいい?
金融広報中央委員会の調査では、少数の高額保有者が平均を大幅に引き上げる構造になってる。「普通の日本人の実態」を知りたいなら中央値の方がリアルに近い。ただ、自分が全体の何%にいるかは分布表で確認した方が正確だったりする。体感的に、このテーマの中央値は平均の半分以下になることが多い。
Q. 投資ゼロの人はどのくらいいる?
2023年調査で約43%が投資資産ゼロ。「投資してないのは自分だけかも」という感覚は、数字的にはだいぶズレてる。逆に言うと、積み立てを始めるだけで一気に上位半分に入れる計算になる。
Q. 新NISAが始まってから投資保有額は増えた?
金融広報中央委員会の2023年調査は新NISA制度(2024年開始)前のデータが中心。2024年以降は口座開設数が急増しているため、投資人口は増えてる。ただ、口座だけ作って積み立てをしていない「名目上の投資家」も多く、実際の保有額がどう変わったかは2025〜2026年調査で確認できる見込み。
