北海道・東北で一人暮らし、月の家賃が3.8万円で収まるって、東京住みの人に話すとだいたい「え、それで部屋あるの?」ってなる。全国の一人暮らし平均が6万円台後半のところ、この差はちょっと笑えないくらい大きい。ただ、この安さに、冬の暖房費という隠れコストがついてくる。
実際のデータを見ると、もう少し細かく実態がわかる。
北海道・東北エリアの月間家賃分布はどうなってる?
総務省の家計調査(2023年)をベースにした単身世帯の分布がこれ。
| 家賃帯 | 割合 | 状況感 |
|---|---|---|
| 2万円未満 | 約12% | 築古・郊外か賃料補助あり |
| 2〜3万円 | 約21% | 安さ最優先の選択 |
| 3〜4万円 | 約25% | このエリアの中心層 |
| 4〜5万円 | 約22% | 駅近・設備ありのゾーン |
| 5〜6万円 | 約13% | ちょっと良い部屋選択 |
| 6万円以上 | 約7% | 北国基準では贅沢ゾーン |
平均3.8万円は純粋な家賃だけの話。北海道エリアだと冬の暖房費が月1〜2万円上乗せされてくる現実があって、「家賃3.8万だから安い」とそのまま計算していると、トータルの住居費が5〜6万円になってたりする。移住した人が最初の冬に気づくやつ。
なぜ全国よりこんなに安いのか
人口減少が続いていて、新築の供給に対して需要がついていけていないのが大きい。東北の地方都市では築20年超の物件でも空室が続き、家主が家賃を下げざるを得ない状況がある。地元志向で転出入が少ないエリアは賃貸市場が動きにくく、値下がりが止まらない構造になっている。
ただ「北海道・東北は安い」は全体論であって、都市部は話が変わる。
| エリア | 家賃目安(単身) |
|---|---|
| 札幌市内 | 約4.5〜5万円 |
| 仙台市内 | 約4〜4.8万円 |
| 地方中小都市 | 約2.5〜3.5万円 |
| 農村・郊外部 | 約1.5〜2.5万円 |
あ、話がずれたけど、このエリア内格差がそのまま診断結果に効いてくる。「同じ北海道・東北住み」でも、札幌と農村部では平均に対する自分の位置がかなり違ってくる。
平均超えの壁はどのくらい低いか
3.8万円という平均、上位への壁は意外と低い。4.5万円払っているだけで上位35%に入る計算になる。一方で「北国だから安く住んでる」と思っていた人が、暖房費込みで考え直してみるとNではなくCやDに落ちるパターンが普通にある。
診断では「北国豪邸に住む猛者」「暖房費の方が高い部屋」を含む10段階に分けている。SR以上に入れるのは上位20%くらい。意外なのは、「そこそこいい部屋に住んでる」と思っていた層がRやNに落ち着くケースが多いこと。
入力するだけで出るから、試してみる価値はある。
🎯 北海道・東北エリア単身者の月間家賃ランク診断
月間家賃を入力してください
友達のランクと比べてみると、わりとおもしろいことになると思う。
診断後の「じゃあどうする?」
Nランクだったとして、それは今の部屋の話でしかない。北海道・東北の家賃が安い分、全国平均より毎月2〜3万円浮いているはずの計算になる。その差額が貯蓄に回っているか、気づかないうちに消えているかで、1年後の残高がだいぶ変わる。
仕組みを作っておかないと、来年も同じ場所にいる。まず自分の支出の中で家賃が何%を占めているかを把握するところから始めるといい。収支をまとめるだけなら家計管理アプリで無料でできる。
北海道・東北の家賃が気になった人は、単身者の平均貯蓄額も調べてみるといい。「家賃が安いエリアに住んでいる分、実際に貯まっているのか」が次に気になるポイントになるはず。
よくある質問
Q. 北海道と東北では、どちらの家賃が安い?
総務省の調査を見ると、全体的には東北の地方部の方が低い傾向がある。北海道は札幌の存在感が大きく、都市部と地方の差が開きやすい。仙台は東北の中では高めで、青森・秋田・山形の地方市町村は2万円台が当たり前のエリアも多い。実態として、「東北の地方中小都市がコスパ最高ゾーン」という結論になりやすい。
Q. 家賃と暖房費、トータルでどちらを重視して部屋を選べばいい?
暖房費込みのトータルコストで見るのが現実的だと思う。断熱性能が低い築古物件は、家賃が1万安くても暖房費が1〜2万高くなることがある。「家賃が安い築古」より「家賃がやや高い築浅」の方が年間コストが安くなる逆転がわりと起きる。北海道・東北は冬が長いので、光熱費も含めた年間総額で比較してみるといい。
Q. NランクからRランクに上がるには何をすればいい?
今の家賃を下げるか、収入に占める家賃の比率を改善するかの2択になる。北海道・東北はもともと全国比で安いエリアだから、Nランクでも全国的には優位な立場だったりする。それでも「安く住んでいるはずなのに貯まらない」なら、固定費以外に穴がある可能性が高い。家計管理アプリで支出を一度可視化してみると手が打ちやすくなる。マネーフォワードなら無料で始められる。
