友達の財布事情、なんとなく気になってる人は正直に手を挙げてほしい。同じ高校生でも、毎月1万円もらってる人もいれば、3,000円でやりくりしてる人もいる。この差、実はかなり大きかったりする。

実際のデータを見ると、分布のかたちがちょっと意外だったりする。

高校生の月間お小遣いの平均はいくら?

ベネッセ教育総合研究所と博報堂生活総研が2025年に発表した「幼児・小学生・中学生・高校生白書」によると、高校生の月間平均お小遣いは約5,600円だった。金融広報中央委員会の「子どものくらしとお金に関する調査」でも5,000〜6,000円台という数字が出ていて、だいたいこのあたりが実態といっていい。

ただ、「平均5,600円」という数字だけ見ると、実際の分布が見えてこない。

月額お小遣い割合
3,000円未満約20%
3,000〜5,000円約28%
5,001〜8,000円約25%
8,001〜10,000円約15%
10,001円以上約12%

(出典:ベネッセ教育総合研究所・博報堂生活総研「幼児・小学生・中学生・高校生白書2025」をもとに作成)

このデータを見ると、3,000円未満が2割いる一方で、1万円超えも1割以上いる。平均5,600円という数字は、上下の幅が広い分布の「真ん中あたり」を取っているだけで、実態はかなりばらついてるというのが正直な印象だったりする。

2025年調査というのは比較的新しいデータだけど、物価上昇の影響か、5年前の調査より全体的に金額が上がってきている感覚がある。

地域・家庭によってこんなに違う

あ、話がずれたけど、この平均5,600円にはもう一つ見逃せない話がある。

地域差と家庭の方針が、お小遣いの金額にかなり影響してるということ。

状況目安金額
都市部(交通費別途支給あり)4,000〜6,000円
地方(自転車通学・外出頻度低め)3,000〜5,000円
交通費込みで一括支給8,000〜15,000円

都市部で電車通学してる高校生が交通費別に出てれば、お小遣いは純粋な「自由に使えるお金」になる。でも地方で交通費もお小遣いから出すとなると、5,600円じゃ全然違う意味の数字になってくる。同じ金額でも、生活コストが違えば実質的な豊かさが変わるというのが、この数字の裏にある現実だったりする。

家庭の方針も大きくて、「アルバイト禁止校だからお小遣いを多めに」という家庭と、「バイトしたら自分で稼げ」という家庭では、そもそも比較できない前提が違う。

で、自分はどのランク?

診断では10段階に分けてるんだけど、sr以上に入れるのは上位20%くらいの話になる。意外なのは、「自分は平均くらいもらってる」と思ってた人がcかdに出るケースが多いこと。交通費別支給かどうかで体感より低く出たりする。

どのランクに出るか、数字を入れると一瞬でわかる。

🎯 高校生の月間お小遣いランク診断

月間お小遣いを入力してください

円

「俺、〇〇だった笑」ってXに貼るだけで友達との会話が始まるやつ、これがそれだと思う。

診断後の次の一手

dランク以下だったとして、それが「少ない」かどうかは家庭の事情によって違う。でもこのタイミングで考えておきたいのは、もらったお金を「使い切る」か「一部残す」かの習慣の話だったりする。

毎月少し残す習慣だけで、1年後に数万円のまとまったお金になる。それをどう動かすか——たとえばジュニアNISAや積み立ての仕組みを高校生のうちから知っておくと、大学・社会人になったとき出発点が変わってくる。楽天証券では未成年口座の開設も親名義で可能で、仕組みを確認するだけなら無料でできる。まず知るだけでいい。


よくある質問

Q. 高校生の月平均お小遣い5,600円は多い?少ない?

金融広報中央委員会の調査でも同水準が確認されていて、全国的な目安としては5,000〜6,000円台がリアルな平均に近い。ただ、交通費を別途もらってるかどうかで「実質的な自由に使えるお金」がかなり変わってくるのが実態だったりする。交通費込みで考えると、都市部の高校生はこの数字より実質的に少ない場合も多い。

Q. 中央値と平均値、どっちを基準にすればいい?

平均は一部の「多くもらってる層」に引っ張られて高めに出やすい。中央値(全体を並べたときの真ん中の値)はだいたい4,500〜5,000円あたりだと推測されていて、「自分が多数派の中のどこにいるか」を知りたいなら中央値を基準にするほうが感覚に近い。体感的には、4,000〜5,000円もらってる高校生が一番多いゾーンだと思う。

Q. dランクのお小遣いを増やすには何から始めればいい?

親に「値上げ交渉」する前に、今のお小遣いの使い道を1ヶ月記録してみると意外な発見があったりする。コンビニや飲み物で気づかず消えてるケースがかなり多い。それが見えてから「使い方を変えるか、額を増やしてもらうか」の判断ができるようになる。家計管理アプリで記録を始めると、お金の感覚自体が変わってくることが多い。