20代単身者の月間平均家賃、総務省のデータで調べたら5万円だった。

「え、思ったより安くない?」と感じた人は都市部住みかもしれない。「意外と自分と近い」と感じた人は、たぶんリアル日本の平均の近くにいる。実態として、20代の家賃分布はかなり幅が広くて、3万円台で暮らしてる人も、10万円超を毎月払ってる人も同じ「20代単身者」の括りに入ってたりする。

国の統計を引くと、この数字はもう少し複雑な顔をしている。

20代単身者の家賃、実際の分布はこうなってる

総務省「家計調査」(2023年)をもとに、20代単身勤労者の家賃分布を整理するとこうなる。

家賃帯目安の割合
3万円未満約15%
3〜5万円約30%
5〜7万円約30%
7〜10万円約17%
10万円以上約8%

平均5万円という数字、一見「ふつう」に見えるけど、実はこの分布をよく見ると3〜5万円帯と5〜7万円帯の2つのピークに割れてる。要するに「どこに住むか」で世界が完全に変わるというのが実態だったりする。

地方の都市部や実家から近い賃貸なら3〜4万円台が普通にある。一方で東京23区に出てきた瞬間、同じ広さの部屋が2倍の値段になるのはざらにある話で、家賃8万円で「これでも抑えた方」と感じてる人がいるのも当然の話だ。

平均5万円という数字の背景には、地方組が数字を引き下げているという構造がある。都市圏だけで集計し直すと平均はたぶん6〜7万円台に跳ね上がる。「自分は高い」と感じてる人の多くが都市部住みで、感覚は正しい。

手取りに対して家賃が占める割合が問題だったりする

手取り月収が20万円として、家賃が5万円なら25%。これは財務的には悪くない数字だ。ただ20代の手取りが15〜18万円帯の人だと、5万円でも家賃比率が30%近くになる。7万円払ってたら40%近くで、残りで食費・交通費・貯蓄をやりくりする計算になる。

家賃の高低それ自体より、「手取りの何%を使ってるか」の方が実は重要だと思う。

あ、話がずれたけど、要するに「平均5万円」という数字だけ見ても自分の位置はわからなくて、地域と手取りの両方を加味して初めて判定できるってことだ。

診断では10段階に分けてるんだけど、SR以上になれるのは上位20%くらいで、家賃を平均より1万円以上抑えてる人がここに来る。面白いのは、「東京に住んでるから家賃高い=Dランクかも」と思ってた人が、全国平均との比較でNやCに落ち着くケースが多いこと。逆に地方在住で家賃高めの人が「意外と上位じゃなかった」という結果になることもある。実際に入力してみると、思ってた自分の位置がけっこう変わる。

🎯 20代単身者の月間家賃ランク診断

月間家賃を入力してください

万円/月

このランク名、なんか人に言いたくなるやつじゃないかと思う。

診断したあとの「じゃあどうする?」

Dランク以下だったとして、それはすぐどうにかできる問題じゃないかもしれない。でも家賃は「固定費の中で唯一、引っ越しで変えられるコスト」だったりする。

具体的に考えてみると、今の家賃から1万円下げるだけで年間12万円の差になる。20代のうちの数年間で積み重なると、それが将来の貯蓄の初期資本になる。「今の家賃、本当に必要な支出なのか」という問いを一度立ててみる価値はある。

家賃を下げたいなら、同じエリアで築年数の古い物件、または最寄り駅を1〜2駅ずらすだけでかなり変わる。suumoやHOME’Sで「今の家賃より1万安い」で絞り込んでみるだけで選択肢が出てくる。

それとは別に、手取りを上げることで家賃比率を下げるアプローチもある。20代のうちに転職1回で年収が50〜100万変わることは普通にある。今の年収が適正かどうか、転職市場での自分の価値を一度確かめておくのは悪い話じゃない。


よくある質問

Q. 20代の家賃の平均と中央値、どっちを参考にすればいい?

中央値の方が自分の位置を測るには正直使いやすい。平均は都市圏の高い家賃に引っ張られやすくて、地方在住者だと「平均より低い」が当たり前になってしまう。総務省の家計調査(2023年)では平均5万円前後だけど、中央値はおそらく4〜4.5万円帯に落ちると思う。「自分はリアルに多数派と比べてどうか」を知りたいなら中央値の方が実態に近い。

Q. 家賃は手取りの何%以内が理想?

よく言われる目安は30%以内で、できれば25%以内が財務的には安心ラインだと思う。20代の手取りが18万円なら4.5万円、20万円なら5万円がそのライン。ただ都心に住んでる場合はこの基準を守ること自体が難しくて、実態として30〜35%の人はかなり多い。体感として、家賃比率が35%を超えると貯蓄がほぼ積み上がらなくなる。

Q. 家賃を下げずに可処分所得を増やすには何をすればいい?

手取りを上げるか、家賃以外の固定費を削るかの2択になる。20代のうちに転職1回挟むだけで年収が変わるケースは多くて、今の会社での給与より市場価値の方が高いことは普通にある。まず自分が外でいくらの人間かを把握するところから始めるのが現実的だ。転職サービスに無料登録するだけで求人の年収帯が見えてくるので、「転職するかどうか」を決める前に情報だけ取ってみるといい。

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